悪いことをする人間は顔に現れるなど言われることがありますが、これは本当なのか。中国の大学は人工知能を用いて証明写真から犯罪者と非犯罪者を見分ける調査を行った結果、89%の確率で見分けることができたとしています。 機械学習を用い、犯罪者を顔写真から高い確率で識別できたとの研究結果 犯罪者の顔と非犯罪者の顔に統計学的な違いはないとされているが、中国・上海交通大学の研究者2名が画像認識と機械学習を用いて犯罪者と非犯罪者を高い確率で識別することに成功したそうだ (論文アブストラクト、 MIT Technology Reviewの記事、 Neowinの記事、 The Next Webの記事)。 研究では18~55歳で顔に傷やほくろなどがなく、ヒゲを伸ばしていない中国人男性1,856人の身分証明書写真を使用している。このうち非犯罪者は1,126人、犯罪者は730人。犯罪者のうち235人は暴力を伴う犯罪