(CNN) フィリピンのドゥテルテ大統領は9日、フィリピン首都マニラで、中国の習近平(シーチンピン)国家主席を「大好きだ」と語り、投資を呼び込むために中国が必要だとの見方を示した。ドゥテルテ氏は10日、中国で開催の国際経済会議「ボアオ・アジアフォーラム」に出席する。 ドゥテルテ氏は訪中を前に、中国がフィリピンへの投資に前向きなことを受けて、フィリピンは中国との関係を深める必要があるとの認識を示した。ドゥテルテ氏は、「私はとにかく習近平氏が大好きだ」と述べ、習主席がドゥテルテ氏の問題を認識し、支援に前向きだとして、中国に感謝を伝えてもよいだろうとも述べた。 ドゥテルテ氏はボアオで習近平氏と首脳会談を行うとみられており、インフラ投資などが議題となるという。 ドゥテルテ氏は「我が国の運命は中東ではなくアジアにある。彼らは闘うことに忙しすぎるし、資金もない。もし、金がなければ、私の友人ではない。だ