日本人はキノコが大好きな民族で、古くからキノコ狩りというアクティビティが好まれてきました。 しかしその一方で、世界的にみても不思議なほどに「キノコにかかわる迷信」が残っており、「縦に裂けるキノコは無毒」「木に生えるキノコは食べられる」「地味な色をしているキノコは安全」といった言い伝えがいまだに信じられているという状況です。 日本が科学立国などという話が全くの嘘なのはすでに皆様もご存じかと思いますが、しかしそれでも自分の命にかかわることまで迷信にすがってしまうあたり、やはりわれわれ日本人はアンチサイエンスな国民なのだなという諦念を強くします。キノコ中毒で死ぬの、この世で最もくだらない死因の一つだと思うんだよなぁ…… さて、上記の3つの言い伝えはキノコにまつわる迷信の中でももっとも著名なもので、これらによって中毒事故が多発しているキノコはいくつもあります。そしてその中でもとくに事故が多い3つを