タグ

資料と執筆に関するm25moriのブックマーク (5)

  • ゼロから小説の設定を作る【実例その1:和風ファンタジー編】|津籠睦月

    今回はその辺を、実体験を元にもっと詳細かつ具体的に語っていきます。 前回記事で触れたものは「ライトなコメディ」で「異世界転生もの」だったため、「ゼロからの創作」でも「元から頭の中にあった知識や小ネタの組み合わせ」といった感じのものだったのですが… 今回は完全なるゼロからの創作――「企画を元に資料を集め、自分の中に無かった知識から設定を組んでいく」タイプの創作の話です。 スキル的にはおそらく「創作者には絶対役立つもの」なのですが…やっている人がちょいちょいトチ狂っている(※理想が高過ぎる創作狂)ため、ビミョウに参考にならない部分もあるかと思います。 「やり過ぎだよ!」「ムリだよ!」という部分はスルーして、お役に立つ部分だけ参考にしていただければ幸いです。 ちなみに今回の記事の「実体験」はコチラの作品を創った際のもの↓。 別作品(別ジャンル)での「実例」も、そのうち記事にまとめていく予定です

    ゼロから小説の設定を作る【実例その1:和風ファンタジー編】|津籠睦月
  • 小説を書くのに、どれくらいの知識があれば良いのか?|津籠睦月

    学生時代の自分には「完璧主義」的なところがあり… よく「この程度の知識ではこの小説は書けない」「もっと知識を集めてからでないと、書いてはいけない」と、自分で自分にストップをかけ、小説を書くのを躊躇ためらっていました。 ネットで書評やブックレビューを見れば「作者の知識不足」をつつくコメントがあちこちに散見されます。 「商業で書籍化されたプロですらこの有様なのだから、自分なんてもっと駄目に決まっている」…そんな思いが、小説を書けなくしていたのです。 ですが、今は違います。 なぜなら「知識」とは、掘れば掘るほどさらにディープな知識が見つかる、底の見えない「底なし沼」。 どんなに深い知識を得ても、それより「さらに深い知識」を持った人がどこかに必ずいるという、「上には上がいる」世界。 極めようと思えば際限がなく、それだけに一生を費やしても足りないくらいです。 「もっと知識が無ければ書けない」などと言

    小説を書くのに、どれくらいの知識があれば良いのか?|津籠睦月
  • 歴史を「平面」ではなく「立体的」に捉える|津籠睦月

    歴史小説を書く際に、個人的に大切にしていることがあります。 それは、歴史を「平面的」に見るのではなく、「立体的」に捉えるということです。 たとえば、日の古代をモチーフにした小説を書く際、皆さんはどんな資料を探しますか? 有名どころの歴史書と言えば「古事記」「日書紀」の、いわゆる「記紀」があります。 地方の歴史を扱ったもので言えば、いくつかの「風土記」が残されています。 しかし…公的に編纂された歴史書だけが「日歴史」でしょうか? 歴史は、歴史書以外にも、様々なところに残されています。 たとえば古い神社の「縁起」には、その地方の信仰や神々の「歴史」が刻まれています。 古くからある地名には、その土地が「どんな土地だったのか」――その由来が秘められています。 そもそも歴史を見る術は「文献」だけではありません。 人物や建物、器物の「埴輪」は、古代の日人が「実際に目にしていたものたち」を「形

    歴史を「平面」ではなく「立体的」に捉える|津籠睦月
  • 資料が見つからない時に重宝するウィキペディア(特に世界史関連で活用しています※日本語版でなく外国語版の方)|津籠睦月

    近場にそうそう大きな書店の無い地方民にとって、ネットの事典・辞書類は非常にありがたいものです。 そもそも調べたいのがマニアックな人物だったり事件だったりすると「どの文献をあたったら良いのか?」…そこからして分からない場合もあります。 なので、そういう場合の「とっかかり」としても、ネットでの検索は便利なのです。 ただ、ネットの情報は玉石混交で「フェイク」や「勘違い」もあります。 なので「資料」として使うのは有名どころの(信頼性のある)サイトで、かつ情報ソース(参考文献など)が明記されているものを選ぶようにしています。 自分はよく「コトバンク」や「ウィキペディア」を使うのですが… 特に外国の歴史や人物を調べる際は、ウィキペディアが便利です。 なぜなら、日語版では詳しい情報が無かったり、項目自体が無かったりしても、外国語版を見れば載っていることが多いからです。 (項目によっては、日語版が完全

    資料が見つからない時に重宝するウィキペディア(特に世界史関連で活用しています※日本語版でなく外国語版の方)|津籠睦月
  • 参考文献リストは信頼度UPにも自己防衛にも役立つ|津籠睦月

    歴史小説などの「あとがき」や巻末に「参考文献一覧」が載っているのを見たことはありませんか? 小説を書くにあたって、参考にした資料を一覧で掲載することには、意味があります。 ■信頼度UPに有効1つは「この小説は、ちゃんと文献をあたって、正確な知識を元に書いている」という信頼性を示せるということです。 エンタメ小説の中には、歴史から文化から何もかも作者の「オリジナル」というモノも存在しますが… それとは真逆で、実際の歴史文化をきちんと勉強し、それを下敷きにしてリアリティーを持って創られた作品もあります。 参考文献があるということは、少なくとも創作にあたり、その資料を読んだという証です。 リアリティーを求める読者には、「自分好みのリアリティーある小説かどうか」を見分ける目安になるのではないでしょうか? (もっとも、参考文献があったとしても、皆が皆その知識を「そのまま使う」わけではなく、脚色を加

    参考文献リストは信頼度UPにも自己防衛にも役立つ|津籠睦月
  • 1