西アフリカ・ギニアのゲケドゥ(Guekedou)で、エボラ出血熱で死亡した患者の遺体を運ぶ「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」のスタッフ(2014年4月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/SEYLLOU 【6月24日 AFP】西アフリカで流行しているエボラ出血熱について、国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」は23日、感染が深刻な地域が60か所を超え、「もはや制御不能」な状態だと語った。 「国境なき医師団」は報道発表文のなかで、「現在のエボラ出血熱流行は地理的な拡大、感染者および死者の数において前例をみない規模にある」としている。 致死率が最大90%とされるエボラ出血熱のまん延が、あまりに急速なため支援団体や医療関係者らも手に負えず、感染地域の住民たちは恐怖に陥っていると、MSFのオペレーション・