中盤の柔道記事3連発が面白かった。 松原隆一郎 −−−選考過程で疑問の声も土がっていた谷亮子は3位に終わりました。指導を三つもらうという、全盛期ではありえない負け方でしたが。 「みんなポイント柔道がよくないと言うけど、ポイント柔道の世界一の大家は谷じゃないですか。僕は別に悪いとは思わないですが、日本柔道は一本を取るというのなら、谷を応援するのはおかしい(笑)。今回、谷の気持ちの中には、『組んだら勝てない』というのがあったんでしょうね。前の全日本選抜のとき組んで投げられたから、組めなかった。互いに組まずにゴールデン・スコアに持ち込んで、組んでくるところにカウンターを合わせる作戦のようでした。吉村先生は『策士策に溺れる』と評していましたが、まさにその通り。相手は組もうとしていて、谷が切っていた。国内の審判で谷のみ反則を取る人はいないけど、国際大会ではそんな”空気”の読み方はないということですね