社会 読谷ひき逃げ 米兵、無罪を主張「歩行者が避けるべき」2010年2月25日 2009年11月の読谷村ひき逃げ死亡事件で、男性をはねて死亡させたとして自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪で起訴された在沖米陸軍トリイ通信施設の特殊部隊グリーンベレー所属2等軍曹クライド・アンドリュー・ガン被告(27)の初公判が24日、那覇地裁(高森宣裕裁判官)で開かれた。ガン被告は罪状認否で、運転する車を男性に接触させて死亡させたことは認めながらも「刑事事件に問われるような過失はない」と無罪を主張し、弁護側は被害者に事故に遭わないようにする注意義務があったとした。 起訴状によると、ガン被告は09年11月7日午前5時50分ごろ、読谷村の旧米軍補助飛行場の外周道路で普通乗用車を運転中、道路左端を歩行していた外間政和さん=当時(66)=をはねたが、救護や警察署に事故の発生を通告せず、外間さんを死