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ブックマーク / politas.jp (16)

  • 【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Yuliya Libkina(CC BY 2.0) もう投票しなくていい。僕はもうあきらめた。 仮にこれから多少は投票する人が増えたとしても、おそらく50%には届かない。つまり有権者の半分以下の意思で、これから4年間の政治体制が決まる。しかも予想では自民単独で300議席以上。315議席を上回るとの見方をした新聞もある。ならばあと2議席で衆院定数の3分の2。 つまりどう少なめに見積もっても、公明党を足せば与党が3分の2を占める。ならばこの4年で憲法を変えることが充分に可能になる。現状において参議院も公明党を足せば与党は過半数だ。仮に公明党が政権を離れたとしても、参院で否決された法案は衆院で再可決することが可能になる。 将棋でいえば詰み。チェスならチェックメイト。臨界は超えた つまり法案はさくさくとすべて通る。ねじれ解消良かったね。ならば二院制の意味は何だろうと思うけれど、も

    【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
  • 死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    これから書く文章の中には、読者のみなさんにとって、不愉快に感じられる箇所があるかもしれない。そのことをお許し願いたい。 わたしは大学を卒業していない。入学したが、わけあって大学を離れた。親や友人との交際も絶って、肉体労働をしながら、小さな小さな世界で生きた20代だった。 20代の終わり頃、腰を痛め、肉体労働もできなくなった。子とも別れ、養育費を送る身だったのに、金を稼ぐ術を失った。おまけに、ひどいギャンブル依存症になっていた。つてをたどり、やれる仕事は、他人にはいえないようなものでもやった。その一つが「女衒(ぜげん)」だった。簡単にいうなら、売春の斡旋である。 インターネットなどなかったから、三流夕刊紙に、内容をほのめかした広告を出す。男たちが電話をかけてきて、その男たちに女の子を紹介する。そんな、ヤクザがやっている商売の一番下っぱの仕事をした。わたしは、もっぱら新大久保のラブホテルに女

    死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    maangie
    maangie 2015/08/19
    ぶこめも
  • 『つぶしてやる』と言われた側の論理(藤井誠二)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    作家の百田尚樹氏が発した自民党青年局での「沖縄の2紙はつぶれればいい」とか「普天間は田んぼだった」という言葉は無知丸出しで恥知らずの発言だが、絶対に看過してはいけない。というのは、そういった発言に喝采を送ってしまう議員たちを選んでいるのは私たちだからだ。多くの自民党政治家たちは、沖縄のメディアに対して百田氏のように口にはしないだけで、同じような思いを抱いている。 「沖縄の反基地の運動はどうせ共産党だ」 とくに沖縄タイムスと琉球新報の2紙については、とりわけ政治的に偏向しているという恨み節はかねてよりあった。例えば、森喜郎元首相が「沖縄には3の赤い旗がたっている。1共産党。あとの2は地元紙の赤い旗だ」と言ったことは有名な話だ。小池百合子議員は沖縄担当相のときに、「沖縄の新聞はアラブに似ている」と言った。つまり「沖縄版アルジャジーラ」だと言いたいわけだ。こうした「沖縄の新聞は偏向して

    『つぶしてやる』と言われた側の論理(藤井誠二)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
    maangie
    maangie 2015/07/22
    藤井誠二。百田
  • 「本土」の私たちは「県外移設」を受け入れるべきだ (高橋哲哉)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    的な矛盾の解消のために 私はここで、普天間飛行場の問題を含めて、沖縄の米軍基地問題についての基的な考え方を述べたい。 在日米軍基地は「土」の圧倒的多数の国民の支持によって存在している 日米安保条約が「日の平和と安全に役だっている」という人は、近年の世論調査で80%を超えている。日米安保条約を「今後も維持することに賛成」の人も、同じく80%に達している。内閣府のデータでも朝日新聞のデータでもこの傾向は変わらない。沖縄県の人口・有権者数とも全国の約1%であるから、沖縄の安保支持率は全国の支持率にほとんど影響しない(全国よりかなり低い傾向がある)。要するに、在日米軍基地は「土」の圧倒的多数の国民の支持によって存在していることになる。 では、なぜ、在日米軍基地の74%もが沖縄に集中しているのか。沖縄の人々にとっては、米軍基地も安保条約も不意ながら押しつけられてきたものである。それらを

    「本土」の私たちは「県外移設」を受け入れるべきだ (高橋哲哉)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
  • 「辺野古基地設置法」制定で住民の意思を確認せよ(木村草太)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    政府が米軍基地を設置できる法的根拠は何か 辺野古基地建設問題について、社会学者の宮台真司氏は、次のように述べている。 第1に、米軍施設の各々について隣接市町村が基地存置の是非をめぐる住民投票を行う。過去20年で米国外に置かれた米軍基地の数は3分の1に減りましたが、それは独裁政権崩壊後の住民投票が背景にあります。第2に、住民投票に際して跡地利用計画をめぐる地域住民の熟議を興す。そのことで、日政府と米国政府の双方に対し「気を示す」と同時に、分断されがちな地域で〈我々〉を取り戻すのです。第3は、基地に関係する外交アクション。基地について日米両政府が合意する際、先行して沖縄の合意をとりつけることを必須条件とするよう両政府に要求する。沖縄が日の米軍用地の74パーセントを引き受ける以上、当然です。 (「宮台真司が語る沖縄の生きる道「問題は基地反対の先にある」より抜粋) 米軍基地には、騒音・事故・

    「辺野古基地設置法」制定で住民の意思を確認せよ(木村草太)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
  • 【総選挙2014】沖縄から基地がなくならない本当の理由:沖縄選挙区で投票する前に考えたいこと(樋口耕太郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    撮影:初沢亜利 はじめに 稿では、2014年の衆議院選挙に関する細かな分析は完全に割愛した。選挙において私たちがどのような行動をとるかは、私たちが社会をどのように解釈するか次第だ。このため、稿は沖縄社会の基的な構造についてのモデルを提示する構成となっている。沖縄選挙区に関心のない読者には適さないようにも見えるが、「沖縄問題はそのまま日問題の縮図であり、日と沖縄は入れ子構造になっている」、という前提で捉える場合は一定の意味を持つだろう。稿は、提示した社会モデルが正しいと主張するためのものではなく、仮にこの社会モデルによって沖縄が直面する問題の多くを説明できるのであれば、読者はどのような意見を持つだろうか、どのような行動をとるだろうか、と問いかけるためのものだ。 サイレント・マジョリティ 2014年の沖縄県知事選挙は翁長雄志氏の圧勝で幕を閉じた。現職仲井真弘多氏との実質的な一騎打ち

    【総選挙2014】沖縄から基地がなくならない本当の理由:沖縄選挙区で投票する前に考えたいこと(樋口耕太郎)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
  • こんな地方議員はいらない(澤昭裕)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択

    参政権の行使は民主主義そのものだ、という論に反対するつもりはない。しかし、実際に顔も見たことがない、声も聞いたことがないという地方議員候補に票を入れる勇気は、私にはない。全国比例の国会議員ならともかく、地方議会議員候補であるならば、自分が住んでいる場所近くで活動しているリアルな姿を見たことがないような候補者に票を入れることはしない。そうした候補ばかりなら、私は積極的に棄権することにしている。 では、活動中の姿を見たことがあったり、考え方を聞いたりしたことがある候補に票を入れるのか、というと、そうでもない。実はそういう候補に限って、案外票を入れたくない人が多いのだ。それは、普段からポスターがそこら中にに貼ってあり、選挙期間以外の演説では主義主張ばかり声を張り上げ、選挙期間ともなれば自分の名前を絶叫連呼するタイプの候補者だ。 では、どういう基準で票を投ずるのか。もちろん、それは選挙民それぞれの

    こんな地方議員はいらない(澤昭裕)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択
    maangie
    maangie 2015/04/12
    「公的な職に就いていい仕事をすることは、私財の蓄財と両立しない」うーん…。
  • 【総選挙2014】「良識ある不良市民」は議会政治の枠外で「横議・横行・横結」せよ!(外山恒一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    <imgsrc="http://politas.jp/assets/images/article/2014/1214/toyama_01.jpg" alt=""> Photo by Tony Hisgett(CC BY 2.0) 目下最大の問題は「ラディカリズムの不在」である 「3.11」以来、あるいは「9.11」以来、さまざまの社会運動が盛り上がっている、かに見える。熱に浮かされたように能天気なお喋りを始めるリベラル文化人も後を絶たないが、私の目には現在は「停滞期」であるとしか映らず、ただ自他の士気を維持するためにさまざまの「賑やかし」をたまに試みつつ、状況を冷ややかに見つめている。 運動がどれほど量的に規模拡大しようとも少しも気分が晴れないのは、そこにラディカリズムが一貫して不在だからである。 議会政治なんぞには1ミリも期待せず、議会外での実力闘争にのみ可能性を見出すラディカリストの群

    【総選挙2014】「良識ある不良市民」は議会政治の枠外で「横議・横行・横結」せよ!(外山恒一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    maangie
    maangie 2014/12/15
    「究極的には無意味だが政府へのちょっとしたイヤガラセぐらいには」ならねーYO(ツッコミ
  • 【総選挙2014】クソ民主主義にバカの一票(しりあがり寿)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    選挙めんどくせー、と思ってるそこのアナタ。ボクも全く同感です! それもねー、しばらく選挙はないかなと思ってたらよりによってこの師走の忙しい時にねー。 だいたい政策で選べとか言われても、専門家でも意見の分かれる景気対策を素人のボクがわかるはずがない。外交だ防衛だって僕らはホントに選ぶのに十分な情報を持ってるだろうか? 「人物で選べ」と言われても候補者なんて誰一人会ったことも話したこともない。誰が信用できるかなんてわかるはずもない。 「選挙は民主主義の基」とか言われても、この国の民主主義ってどうなの? 民主主義って多様な意見を多様な批判で止揚、淘汰してより適切な考えを求めていく仕組みのはずなのに周りは相手を打ち負かす議論ばかり。選挙する前に議論の仕方の教育が必要なんじゃないか? とか思う。 今回は特に激辛と超甘しかないカレー屋で何えばいいの? って選挙だしなー、ホントに棄権もありかな? っ

    【総選挙2014】クソ民主主義にバカの一票(しりあがり寿)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
  • 【総選挙2014】投票に行けと大人はいうけれど……(西きょうじ)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    そりゃ、僕だって現状が素晴らしいとは思っていません。そもそも今回の選挙自体なぜやらなきゃいけないのかわかりませんし、そんなのに700億円もの税金を使うって意味不明です。でも、結局は政治が僕らの生活を幸せにしてくれるわけがない。景気回復を掲げてますけど、僕らの世代は先生のいう不況がデフォルトですから回復って言われてもピンときません。大体人口の推移を考えても昔みたいな経済成長なんてあるわけないじゃないですか。先生は僕が投票に行ったら何か変わると思いますか? もう与党大勝とか言われていて趨勢が決まっているのに今更反対票いれても意味ないでしょう。もちろん、今の社会制度のせいで生活に苦しむ人が共産党に入れる、っていう構図はわかりますが、共産党は他の野党と連立もしないだろうし政権には関われないだろうから共産党が議席を増やしてもむしろ与党側からすればいいガス抜きになったということでしょう。ほかの野党は与

    【総選挙2014】投票に行けと大人はいうけれど……(西きょうじ)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    maangie
    maangie 2014/12/12
    「危機感への共感を強要するっていうのはどうかと思う」「それぞれの個人が自分の頭で考えることが民主主義の原点なのだけどなあ」
  • 【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Chatham House(CC BY 2.0) 2014年の衆議院議員選挙は、決定権を握る首相が(形式上は唐突に)「解散総選挙」を選択した真意が判然としないこともあり、メディアの側も選挙報道の軸となる「争点」を明確に絞り込めていないように見えます。 私は、既に「争点」として論じられている個別の問題よりも、むしろ「現政権が最終的にこの『国』をどんな形へと作り替えることを目指しているか」を重視して、一有権者としての「総合的評価」を行うつもりでいます。その分析評価においては、第二次安倍政権が経済政策や安全保障政策などの諸問題の決定過程において国民に見せた姿勢や説明内容に加えて、同政権の発足から二年間における日国内の社会的様相の変化と、同政権が記者会見等で質問されても論点化するのを避けて「一切触れようとしない」問題は何なのかという点にも目を向けて、判断の材料としています。 1

    【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    maangie
    maangie 2014/12/09
    “責任”
  • 【総選挙2014】総選挙と同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査とは(ポリタス編集部)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 © iStock.com 最高裁判所裁判官国民審査公報は⇒こちら (各裁判官の略歴や最高裁判所において関与した主要な裁判でどのような意見を述べたのかが掲載されています) 12月14日(日)に投票が行われる今回の第47回衆議院選挙は、既に期日前投票が開始されています。一方、今回の衆議院選挙と同時に実施される「最高裁判所裁判官国民審査」の期日前投票は、投票日の7日前——今回の衆議院選挙であれば12月7日(日)になるまでできません。日6日(土)までは期日前投票や不在者投票ができるのは衆議院選挙だけなので、国民審査も期日前に一緒に済ませたい方は注意が必要です。 どんな審査なの? 日最高の司法機関である最高裁判所の裁判官にふさわしい人物かどうか、国民が直接審査します。審査が行われるのは、最高裁判所裁判官に任

    【総選挙2014】総選挙と同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査とは(ポリタス編集部)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    maangie
    maangie 2014/12/07
  • 【総選挙2014】一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)(いとうせいこう)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 この記事についてのいとうせいこうさんからのメッセージはこちら。 印刷用PDFはこちら。 撮影:初沢亜利 自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。 だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。 私は何度かそういう選挙を見てきた。 デモも同様である。 「私一人が出かけようが出かけまいが何も変わらないと思う」人が実際に出かけると、それが膨れ上がる列になる。 その時、世界は何かしら変わる(ただし根的に私は、変わろうが変わるまいが思ったことを主張しに出かければよいだけだと考えるのではあるが。そもそも世界を変えたい場合、有効性ばかりを先に考えることは無意味だ。なぜなら変わ

    【総選挙2014】一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)(いとうせいこう)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    maangie
    maangie 2014/12/03
    あなたの一票は木の葉より軽いby外山恒一。がしかし。
  • 【沖縄県知事選】辺野古にとっての沖縄県知事選挙(熊本博之)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    【撮影:初沢亜利】 ◆速報の瞬間 2014年11月16日。僕は「ヘリ基地建設に反対する辺野古区民の会」の事務所にいた。「区民の会」とは、普天間基地の受け入れに反対する辺野古・豊原・久志(くし)の3区の住民によって1997年1月に結成され、紆余曲折を経て2014年3月に解散した「ヘリポート建設阻止協議会」、通称「命を守る会」の後継組織である。受け入れ容認の立場にたつ辺野古区行政に異議申し立てを行うことを目的に、辺野古区民のみによる組織として2014年の4月に再出発した。辺野古区民に限定したのは、辺野古区民でなければ辺野古区行政に意見をいうことができないからだ。 事務所にいたのは、代表の西川征夫さんとその奥さん、区民の会のメンバー5名(全員が高齢者だ)、辺野古についての映像作品を撮影中の立命館大学の学生Y君、そして自分の9名。テレビをつけっぱなしにしながら、時計の針を気にしつつ、おいしいおでん

    【沖縄県知事選】辺野古にとっての沖縄県知事選挙(熊本博之)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
    maangie
    maangie 2014/11/21
    津田大介
  • 【沖縄県知事選】「ネット右翼」はなぜ沖縄の米軍を擁護するのか?(古谷経衡)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    11月16日に投開票を控えた沖縄県知事選は、普天間飛行場の辺野古への移設に反対する翁長雄志氏(前那覇市長)と容認派の仲井真弘多氏(現職)の接戦となっている。 そんな中、「ネット上で右派的、国粋主義的な言動を行う人々」=通称「ネット右翼(「ネット保守」とも呼ばれる)」界隈では、基地移設容認を掲げる仲井真氏への支持が圧倒的に強い。 彼らは、沖縄における反基地運動や集会を「反日左翼の仕業である」として、強い呪詛の対象として捉えている。加えて沖縄の米軍を「日を護る存在」として捉え、在沖の米兵を悪者のように言うのは、「反日だ」と罵っている。 インターネット空間の中では、翁長氏に対する中傷も百花繚乱である。曰く「氏は支那(中国)から支援を受けている」「氏が知事になれば沖縄が中国に占領される」云々である。「ネット右翼」がこのように時として過激な「反基地」「反米軍」への敵意を剥き出しにするのはなぜか。

    【沖縄県知事選】「ネット右翼」はなぜ沖縄の米軍を擁護するのか?(古谷経衡)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
  • 田母神陣営の戦いから見る「ネット保守」のゆくえ(古谷経衡)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    舛添要一、細川護煕、宇都宮健児、田母神俊雄候補らの激しい選挙戦が伝えられる都知事選挙もいよいよ中盤というところまで来て、私が俄然注目するのは、元航空幕僚長の田母神俊雄陣営の戦いぶりである。 1月8日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は、J-WAVEの番組で都知事選挙に言及。「日も相当に右傾化が進んでいるから、田母神さんも宇都宮さんと同じくらい、票が取れるのではないか」というニュアンスのことを言った。このコメントが今回の都知事選挙の性格を象徴している。 都知事選挙は「ネット保守」の趨勢を知るバロメーター 田母神氏を支持する保守層が、共産・社民が推薦する宇都宮氏と拮抗する勢力を持ちえているのであれば、その得票は同等かそれ以上になるはずだ。一方、保守層が未発展であれば、宇都宮候補に大きく敗北する、という結果が予想される。 田母神氏の得票数がそのまま、日の「ネット保守(≒否定的な文脈での“ネット右

    田母神陣営の戦いから見る「ネット保守」のゆくえ(古谷経衡)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    maangie
    maangie 2014/02/05
    古谷経衡。2014東京都知事選。細川護煕。宇都宮健児。鳥越俊太郎。赤池誠章。水島総。
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