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ブックマーク / business.nikkei.com (22)

  • 株主は「弱点を潰しすぎるな」と文句を言うべき

    稲田:そうなんです。「うちの特徴はうまみ控えめだからこそのこのおいしさなんです」と言われると、最初はもちろん混乱しますよ。聞いたことがない言い回しだから。でもそれがたぶん浸透していく。なぜならば実例がある。「うちのケーキは甘さ控えめでおいしいです」という言い方は、ちょっと昔は通用しなかったんです。 でもいつの間にか「甘さ控えめ」という価値が新しく生まれた、そういうことはこれからもどんどん起こってほしいです。 日中の街が同じ顔に つまり、おいしさの評価軸がどんどん複線化、複々線化していってほしいということですね。ただ、今現在の、誰もが匿名で批判コメントを発信できる状況と、組織内の人間の「社内外の誰も怒らせたくない、誰からも批判されたくない」という気持ちが掛け合わせられると、日中の店が、サービスが、「高レビュー評価」の、同じ路線に収れんしていくような気がするんです。 稲田:いや、すでにほと

    株主は「弱点を潰しすぎるな」と文句を言うべき
  • 老けたくない50代諸兄、ファミレスに行こう!

    ちょっと前まで、いわゆるプロダクトアウトは間違いであって、マーケットインじゃなきゃいけない、というのが常識だった時代がありましたが、今、それが逆転しつつあって、「やっぱりある程度プロダクトアウトでないと、差別化もできないし、そもそも存在意義がない」と。 そりゃそうですよね。 稲田:飲業界でも、もう散々「自分が作りたいものを作っているだけじゃだめだよ」みたいなことは言われていまして、僕も影響を受けて「なるほど、ちゃんと世の中を見て、みんなに気に入られるものを作っていかなきゃいけないんだね」と思って、それに挑戦したんだけど、どうもさっぱり自分はそれに向いてないんです(笑)。

    老けたくない50代諸兄、ファミレスに行こう!
  • ロイヤルホストが挑む「戦略的圧縮」 外食の論客・菊地唯夫会長が語る

    ロイヤルホストが挑む「戦略的圧縮」 外食の論客・菊地唯夫会長が語る
  • 一倉定「執念を持ってチェックする気がないなら目標など設定するな」

    「社長の教組」「日のドラッカー」と称される一倉定が、再注目されている。中でも、1969年発行の『ゆがめられた目標管理』は組織運営のバイブルだ。コロナ禍のような激動の時代のマネジメントを説いた名著をダイジェストした。 1918(大正7)年、群馬県生まれ。36年、旧制前橋中学校(現在の前橋高校)を卒業後、中島飛行機、日能率協会などを経て、63年、経営コンサルタントとして独立。「社長の教祖」「日のドラッカー」と呼ばれ、多くの経営者が師事した。指導した会社は大中小1万社近くに及ぶ。1999年逝去 (前編から読む) 真の人間関係とは、どうも人間関係論者の主張と違う。「可愛い子には旅をさせろ」「獅子はわが子を谷底につき落とす」。これが真の人間尊重の理念ではないのか。何百年の長きにわたり、人間の叡智の「ふるい」にかかって生き残ってきた格言なのだ。正しくなければ消えているはずである。 真に人間を尊重

    一倉定「執念を持ってチェックする気がないなら目標など設定するな」
  • 一倉定いわく「凡庸な目標は、会社を破綻に導く」

    「社長の教組」「日のドラッカー」と称される一倉定が、再注目されている。中でも、1969年発行の『ゆがめられた目標管理』は組織運営のバイブルだ。コロナ禍のような激動の時代のマネジメントを説いた名著をダイジェストした。 1918(大正7)年、群馬県生まれ。36年、旧制前橋中学校(現在の前橋高校)を卒業後、中島飛行機、日能率協会などを経て、63年、経営コンサルタントとして独立。「社長の教祖」「日のドラッカー」と呼ばれ、多くの経営者が師事した。指導した会社は大中小1万社近くに及ぶ。1999年逝去 「うちでも目標管理を導入していますが、困ったことがあります。それは、社長から割りつけられた目標と、各部門で自ら立てた目標がい違うのです。社長の目標がムリなのか、部門の自主的な目標が甘いのか、どちらか分かりませんが、目標が2つあるのはおかしいし、現実には社長から割りつけられた目標が優先する。 そうす

    一倉定いわく「凡庸な目標は、会社を破綻に導く」
  • 客ごとにメニューが変わる すかいらーくの新システム

    今日自分がべたいもの、飲みたいものが店側に丸裸にされていたとしたら、「いいね」と思うか、「気味が悪い」と感じるか──。ITの活用を加速するファミリーレストラン最大手のすかいらーくホールディングスで、こんな挑戦がいよいよ実用段階に入る。同社は14日、デジタル化でビジネス基盤を強化する戦略を発表。目玉は、顧客一人ひとりの嗜好に合わせて最適なメニューを提案する「売る力の強化」だ。IT部を統括する和田千弘取締役は「外業界で初めて格的な『One to Oneマーケティング』を実現する」と意気込む。 すかいらーくは昨年、クーポンを発行したり新メニューを告知したりするスマホ向けの「マルチブランドアプリ」を導入し、現在1700万人が利用する。同社にとってこれは単なる集客ツールではない。利用者の性別、年代、居住地域などを登録してもらい、いつ店に来たか、どんな注文をしたのかなどの履歴を集めている情報イ

    客ごとにメニューが変わる すかいらーくの新システム
  • ファミマ社長「コンビニは間違いなく飽和状態」:日経ビジネスオンライン

    ファミマ社長「コンビニは間違いなく飽和状態」:日経ビジネスオンライン
    makitani
    makitani 2017/11/07
    おもしろい。応援したくなる
  • USJをV字回復させた森岡氏が企業再生会社を設立

    新しい会社の設立主旨を教えていただけますか。 森岡: マーケティングの力によって、持続可能な企業再生を手がけることです。マーケティングの質は、その企業の製品やサービスが選ばれる“必然”をつくり出すこと。言い換えれば、売れる仕組みをつくることです。そのノウハウを移植するのが、新しい会社の役割です。 社名は、「刀(カタナ)」としました。マーケティングの精鋭をそろえています。 日風の社名に込められた意味は? 森岡:「日を元気にすること」が、社の理念の根底にあるからです。今の日が直面しているさまざまな問題に対して、マーケティングを駆使して解決策を示す。それが日全体の活性化につながるはずです。日は、当の意味でのマーケティングの普及が遅れています。これから世界と戦うための武器として、我々がマーケティングという「刀」を提供するわけです。私個人の究極的な目標は、「日のブランドマネジャー」に

    USJをV字回復させた森岡氏が企業再生会社を設立
  • 4人の女子が斬る!「ステマは絶対に見破れる」

    4人の女子が斬る!「ステマは絶対に見破れる」
  • ヘイト超える“マック愛”、ツイッターで大拡散:日経ビジネスオンライン

    ヘイト超える“マック愛”、ツイッターで大拡散:日経ビジネスオンライン
  • 日本の若者はなぜ、Twitterをよく使うのか

    日本の若者はなぜ、Twitterをよく使うのか
    makitani
    makitani 2017/05/08
    「投擲的発話」
  • 三越伊勢丹の社長退任、頼みの「新宿」低迷響く

    三越伊勢丹ホールディングス(HD)の大西洋社長が月内に退任する見通しとなった。同社は7日に開く取締役会で「代表取締役の異動について決議する予定」と発表した。大西氏は2012年に社長に就任し、百貨店の建て直しを図ったが、道半ばで退任することになった。 三越伊勢丹HDの2016年4月~12月期決算は、売上高が前年同期比3.9%減の9306億400万円、営業利益が同36.2%減の196億3700万円と苦戦が鮮明だった。2017年3月期通期の連結業績は、売上高が前年同期比2.9%減の1兆2500億円、営業利益は同27.5%減の240億円で減収減益の予想だ。大西社長を中心に、今春に新中期経営計画を発表する予定で準備を進めてきた経緯がある。店舗の閉鎖や直営売り場の縮小のほか、店舗運営改革についても具体的に発表される見込みだった。 百貨店業界全体の売上高は現在6兆円と、ピーク時の9兆円から3割程度も縮小

    三越伊勢丹の社長退任、頼みの「新宿」低迷響く
  • インチキメディアの時代到来

    医療情報サイト「WELQ」の記事が11月29日以来、非公開になっている。 WELQを運営しているディー・エヌ・エー(社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:守安功)の説明によれば、掲載記事の信憑性について医療関係者から疑義が寄せられていることを受けての措置だという(日経電子版のニュースはこちら)。さらに日(12月1日)、社長名で「9つのキュレーションメディアの非公開化と社長の減俸処分」を発表した(こちら)。 まあ、当然ではある。 というよりも、数日前からの経緯を踏まえて考えるなら、配信停止の判断は遅すぎたと言って良い。 私がこのたびのWELQについてのニュースを知ったのは、例によってツイッターのタイムラインでの騒ぎを通してだったわけなのだが、考えてみればこのこと(私がツイッター経由でこのニュースに触れたこと)自体、WELQが引き起こしている状況と無縁ではないのかもしれない。どういうことな

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  • 広告の仕事は、「創造」ではなく「整理整頓」

    葛西 薫(かさい・かおる) サン・アド常務顧問。1949年生まれ。文華印刷(株)、大谷デザイン研究所を経て、1973年サン・アド入社。サントリーウーロン茶、ユナイテッドアローズ、虎屋の長期にわたるアートディレクションほか代表作多数。近作に、スポーツカーTOYOTA86の広告。著書に『図録 葛西薫1968』(ADP)など。(写真:大槻純一、以下同) 川島:葛西さんは、サントリーのウーロン茶やユナイテッドアローズなど、ひとつの企業と長きにわたってかかわり、広告のデザインを手がけていらっしゃいます。そこで素朴な疑問です。葛西さんは広告のデザインをする時、何を考えて仕事に挑むのですか? 葛西:広告に関しては「自分はこういうものが作りたい」というのがないんです。広告は、広告を作った人のものじゃなくて、何かを伝える目的を持ったものですから。自分は作り手ですが、見る人でありたいと思うようにしています。「

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  • 地図で徹底図解! ゴジラは上陸後、こう進んだ:日経ビジネスオンライン

    日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「「シン・ゴジラ」、私はこう読む」を展開しています。※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。 危機対応にマネジメント、リーダーシップ――。映画「シン・ゴジラ」は様々な情報の糸が織り込まれてできた作品だ。日経ビジネスオンラインでは、その圧倒的な情報を多面的な専門家に解きほぐしてもらう特集「『シン・ゴジラ』、私はこう読む」を組んできた。ツイッター(@nikkeibusiness)やコメント欄を通じて読者にも同作品の「読み方」について意見を広く募ったところ、猛者が現れた。松健太郎氏、マーケティングメトリックス研究所の所長を務める。データビジュアライゼーション(データの可視化)専門家の筆者が、ゴジラが上陸して進んだ経路を妄想して分かったこととは。 7月29日から

    地図で徹底図解! ゴジラは上陸後、こう進んだ:日経ビジネスオンライン
  • 「勝つ」のではなく「負けない戦略」を考えた

    「勝つ」のではなく「負けない戦略」を考えた
  • セブン会長、引退会見で見せたお家騒動の恥部

    4月7日、セブン&アイ・ホールディングスの2016年2月期決算を説明する記者会見の会場は、異様な雰囲気に包まれていた。 かねて、同社の鈴木敏文会長兼CEO(最高経営責任者、83歳)は、傘下でコンビニエンスストア事業を手掛けるセブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長兼COO(最高執行責任者、58歳)に対し、退任を求めてきた。4月5日に開かれた指名・報酬委員会では、井阪社長の退任と新たな人事案について、鈴木会長とセブン&アイの村田紀敏社長兼COO(最高執行責任者、72歳)、社外取締役2人の計4人が、5時間に渡る議論を重ねた。それでも結論は出ず、7日の取締役会で、井阪社長の退任を含めた人事案が諮られることになった。 結果は、賛成7票、反対6票、白票が2。取締役15人の過半の賛成を得ることができず、鈴木会長の提案した人事案は否決された。これを受けて、鈴木会長は退任を決意したという。午後4時半から開

    セブン会長、引退会見で見せたお家騒動の恥部
    makitani
    makitani 2016/04/08
    2016年って、何かこれまでとは異質な年に感じる
  • ダサい、野暮、下品と新市場:糸井重里さん

    1948年群馬県生まれ。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。 1971年にコピーライターとしてデビュー。 「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。 また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。 1998年6月に毎日更新のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を 立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。 川島:創業社長って、ともするとワンマンになりがちだなぁって普段から思ってきたんです。「俺についてこい」みたいなマッチョな社長ってけっこう多いじゃないですか。社長としての糸井さんは、当のところ、どうなんでしょうか? 糸井:マッチョな大将になると不自由になります。僕は、自分の自由を減らしてまで大将でありたいかと言ったら、そうはなりたくないですね。大将でいて何が面白いんだ、と思っちゃうので。 ただ、「マッチョぶると面白いことがあるんだろうな」とは考え

    ダサい、野暮、下品と新市場:糸井重里さん
  • 脳みそから血が出るほど考える:糸井重里さん

    1948年群馬県生まれ。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。 1971年にコピーライターとしてデビュー。 「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。 また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。 1998年6月に毎日更新のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を 立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。 その時、自分の生命力みたいなものをふり絞って出てくるもの。それがクリエイティブだと思うんです。よく社員に言うんですが、「君は脳みそから血が出るくらい考えているか」って。僕は「何か始めたら脳みそから血が出るくらい考えるぞ」と。なぜかというと、「脳みそから血が出るくらい考える」方が面白いから。 川島:私、脳みそから血が出るほど考えられない(笑)。 糸井:失敗してもいいんですよ。クリエイティブであることが大事なわけで、思いっきり突っ込んでいったけれど一

    脳みそから血が出るほど考える:糸井重里さん
  • 「面白い」をビジネスにする方法:糸井重里さん

    「面白い」をビジネスにする方法:糸井重里さん