タグ

*Gloranthaと@海洋に関するmallionのブックマーク (14)

  • タニアンの勝利 - illuminate33の日記

    以下は神知者帝国(中部海洋帝国)の勃興時の出来事の記事の集成です。(またその後の神知者たちの知識と近視眼をも良く表している出来事としてよく取り上げられます。) 第一期、グローランサの海洋交通はごく一部を除いて巨大な竜船(ドラゴンシップ)を操るウェアタグ人に支配されていました。彼らは元々のダンマラスタン(論理王国)の六部族のひとつでしたが、海の民であるトリオリーニと契りを結び、親族関係に由来する海上と海中の両方に渡る帝国を支配していたのです。この状況を変えたのがジルステラの「海の自由人」と呼ばれる団体でした。 下記はMiddle Sea Empire 15-16ページのウルマル大公(訳注:当時王位は空位だった)の治世に起きた出来事の抄訳です。Anaxial Rosterによるとこのときの戦いで、セトイ族(哺乳類の魚人族)の一種族、鯨のフリーキン族が絶滅しました。ウェアタグ人は辺境に押し込めら

    タニアンの勝利 - illuminate33の日記
  • 火の山Fireberg - illuminate33の日記

    タニアンの戦いの話は、後日談があり、神知者たちがこの時行使された魔術の影響をコントロールできなかった状況を示すものです。以下はMen of the Sea 57ページの記事の抄訳です。 718年、神知者たちはこれまで物語の中でのみ存在し、生きた神話には存在しないと考えられていたタニアンと呼ばれる存在を召喚した。タニアンは水の神であり、平和に天空の不滅の火の故郷に住んでいる神、ローリアンの息子であった。召喚されると、タニアンは燃える水の神であることを証明した。即座にかつ自然に彼の到来に備えていた大量の水流に火を点けた。この大火災で計画通り、大部分のウェアタグ人と(数千もの魚人やソファールのスンチェン人を含む)同盟軍が滅び、神知者たちを海の覇者としたのであった。 しかし後の影響は意図されたものではなかった。海の傷は広がり、ジルステラとブリソスの間に通行不可能な炎の海を拡大した。燃える海域は比較

    火の山Fireberg - illuminate33の日記
  • ヒョルト人のカルト:ヘラーその2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●ヘラーの解説を見てたら、次のように書いてありました。 Heler started out as a hostage or captive, but earned his freedom and the trust of his master. 「ヘラーは人質、あるいは捕虜としてスタートしましたが、自由と主人の信用を得ました。」休戦でも同盟でも無い説ですね。オーランスに負けて奴隷的な立場で嵐の部族に加わったという説明です。これなら指導者としての相が放棄された理由になるんじゃないでしょうか。 ●身持ちの固いエルマルと比較してヘラーが性的に寛容で女にももてる、という話をしたかったんですが、どうも勘違いのようです。そういう感じではありません。 ●ヒョルト人社会におけるヘラーの信者はあいまいな立場に立っています。男の信者は農場の夫(stead husband)でありながら民兵にも参加し、女の信者は

    ヒョルト人のカルト:ヘラーその2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
    mallion
    mallion 2009/03/18
    ヘラー信者の生態について。オーランス神殿の海の神なんですな。
  • グローランサの海洋 - illuminate33の日記

    下記はTales of the Reaching Moon 10号の記事の抄訳です。翻訳の誤りの責任はzebにあります。 グローランサの大洋Oceans グレッグ・スタフォード筆 「既知世界」の大部分は水で覆われており、水面には棲んでいるものがいない。しかし、水中には生命が満ちている。 描写 浮かぶ菱形の形状をしたグローランサの大地は、水に囲まれている。古代の大洋「スラマック川」は、世界の外周で常に循環している。スラマックの支流は大地の中に入り込んで、大洋をいくつかつくっている。世界の中心には、「マガスタの渦」が世界の水流を巨大な、底無しの渦潮のように呑み込んでいる。雨雲は大気中を通って水分を運び、天空へともたらし、地面の上に振り注ぐ。幾つもの川がくまなくほとんどの地表を横断している。水は遍在するのだ。 真水を貯える場所は川や湖である。塩水を運ぶ場所は大洋と海である。多くの人がこの二つの語

    グローランサの海洋 - illuminate33の日記
  • ヒョルト人のカルト:ブラスタロス - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●マイナーな神の供犠がおもしろいんですが、神について知らないとおもしろみが伝わらないと思いました。穏やかな大気の女神ブラスタロス(Brastalos, Goddess of the Calm Air)は、実はヒョルト人の中にもほとんど信者がいないそうです。なのでヒョルト人のカルトと言えるのかわからないのですが、といって他の人種が信仰してるとも思えません。入信者はおらず、ごく稀に帰依者がいます。 ●ブラスタロスは嵐の神殿から海の神殿に嫁いでマガスタのになった、もしくは妾となったとされています。オーランスの縁者ですが、その関係ははっきりしません。穏やかな大気の神である彼女は、オーランスの騒々しい家中における平和の砦と言われます。夏に訪れる穏やかな気候、嵐の中の凪、空をおおう雲が分かれて覗く空がブラスタロスの顕現です。 ●ブラスタロスは単純に穏やかな大気というだけでなく、オーランスのもう1つの

    ヒョルト人のカルト:ブラスタロス - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • Currents in Glorantha

    グローランサには南北に大陸があり、これらに挟まれて帰郷洋が横たわっている。帰郷洋の中央には「マガスタの渦」と呼ばれる、かつて混沌が穿った奈落へ通ずる大穴が開いており、帰郷洋の海水はみなここへ注ぎ込んで埋めがたい穴を埋めようとしている。「マガスタの渦」は反時計回りに渦を巻いている。 帰郷洋には大きく分けて3つの海流があり、そのいずれもが「マガスタの渦」へ流れ込んでいる。北西のバンザ海からの流れを「デネストラザム Denestlazam 」、南東のトガロ洋からの流れを「セレラザム Serelazam 」、北東のカハール海からの流れを「セドラザム Sedlazam 」という。この3つの海流を横切ることは船乗りにとって至難の業であり、これらを「破滅の流れ」と呼ぶ向きもある。「デネストラザム」と「セレラザム」は大洋還流であり、どちらも主流は「マガスタの渦」へ流れ込むが、バンザ海からの流れはジルステラ

    mallion
    mallion 2008/12/03
    グローランサの海流
  • VANAHEIM 海エルフ(Sea Elf)概論

    しつこく海エルフの話。基的には以前の同タイトルの記事の内容が膨らんだ形。執筆の経緯は「レーヴァテイン概論」とほぼ同じになっています……なんか、ここに転載するまでのスパンも同様なのがなんだかなーな感じ。 海エルフ、海のエルフという概念がある。シーエルフ(Sea Elf)、またはアクアティックエルフ(Aquatic Elf)。RPGシーンの外ではまるで見られないが、さらにRPGシーンでも用いられることが少ない、奇矯な概念である。RPGが孕んだ分類学的指向が垣間見られるようで興味深い。今回はこれについて概観してみようと思う。 この「海のエルフ」なる説明的単語は、実際の伝承に根差した概念ではない。シーエルフなる語は現代エルフ概念の祖J.R.R.トールキンの書いた『The Hobbit』(邦題『ホビットの冒険』、以下『ホビット』)に由来するものであり、アクアティックエルフの方はRPGそのもののエポ

    mallion
    mallion 2008/11/30
    下記の論考の続き。
  • VANAHEIM 師のたまわく、「海エルフとはなんぞや」と。

    (海エルフについては、まとめ記事を書きましたのでそちらをご参照下さい) → 海エルフ(Sea Elf)概論 師、さらにのたまわく、「いや、無論 D&D(R) とかに出てくる Aquatic Elf ってのの記述は知ってるんですが、どうしてそんなサイケデリックな代物が RPG スフィアに「だけ」生存しているんだろう」と。 何か言う前に、差し当たりRPGスフィアにおける「海エルフ」についておさらいしておきましょう。 ・海エルフとは:ゲームにおいて アクアティックエルフ(あるいは海エルフ)というのは、「D&D」に出てくるエルフの一種族で、端的に言うと海棲のエルフ。モンスターマニュアルなどにちょいと出てくる彼ら。手には水かきがついていて、海草で衣服を作ります。実は詳しい情報は載っていないのですが、一般にエラ呼吸をすると解釈されているようです(まあ、海中に住居がある、とありますからねぇ。海辺に暮らす

    mallion
    mallion 2008/11/30
    TRPG各種資料における海エルフの調査と考察・論考。「海藻」としての海エルフはやっぱりグレッグが端緒だった(あたりまえか)
  • The History of the Shipbuildings in Glorantha

    Jörg Baumgartner, The History of the Shipbuidings in Glorantha, 2002. 帆の起源 帆を最初に発明したのはアートマルであり、彼は黄金の時代に帆を使うことを世界中(メリブ、フロネラ、ペランダ)に広めた。これは推進力の強い横帆 [square sails] で、ロスカルムやイッグ諸島のロングシップはこれを用いたものである(1)。 より時代は下るが、Sendereven も独自に帆を発明した。これは旋回性に優れた三角帆 [Lateen Reggings] で、マスロ海を中心に、東方諸島やパマールテラの Thinobutan 海岸で使われている双胴船がこれを備えており、この三角帆を備えた双胴船をとくに「アートマル型船 [the Artmali] 」という。 また、ヒョルトランドのヘラー信者 (the Helerings) も帆を使っ

    mallion
    mallion 2008/11/29
    グローランサの船の歴史
  • グローランサの海の神々

  • 海の年代記(英語) - まりおんのらんだむと〜く+

    mallion
    mallion 2008/11/29
    セルクマ
  • Glorantha_Climate_and_Ships

  • セッションレポート-「群れ集う島々」の粗筋とか - 蒼き月の囁き

    昨日のセッション「群れ集う島々」は東方諸島の1地域を適当にでっち上げて4年ぐらいやってるキャンペーン。 東方の記述で色彩魔術とか夢魔術とか書かれてたんで、自分なりの解釈で魔術体系ごと詰めてみようかな、みたいな。 参考:那由他の狭間-キャンペーン/群島 公式との整合性を取りやすいように島(群)ごとに歴史認識が違うとか魔術体系が違う設定。 まりおんさんの「東方世界メモ」に目を通してから(これ重要)、まったく準拠せずに好き勝手に作りますw 俺は自分で勝手に地域を作るときに「この神様の名前はこの地方の言葉で愛という意味の音」のように、固有名詞を設定しない、もしくは設定してもそれはセッション上の通称であって、実際にそう発音されているかは「未定」という前提でプレイヤーに説明します。 どうせグレッギングされるwし、俺にとっては名前は重要ではないので。 NPCも性別や年代、キャラクタータイプや特徴は決めま

    セッションレポート-「群れ集う島々」の粗筋とか - 蒼き月の囁き
  • 虚無の穴 - illuminate33の日記

    虚無の穴 グローランサには知られている限り二つの虚無の穴があります。ひとつは「マガスタの渦」で、ここの虚無の穴は天宮の神のひとり、カーガン・トールが持場を捨てて、ワクボスがスパイクに侵入したときにできました。 ここの穴から世界が崩壊しなかったのは、マガスタに率いられる水の神々が穴に飛び込んで、生と死の循環を作ることで、傷をふさいだからだと言われています。(魚人たちはそう信じているようです。(注1)) この時からグローランサでは、水は高いところから低いところへ流れるようになったそうです。 もう一つの虚無の穴は、ラーンステイが「足跡」深く、混沌の神を踏み潰したときにできました(注2)。この時、混沌の神が、ラーンステイの足に噛み付いたので、神の血が流れ出しました。後に混沌の森が生まれた理由です。 現地のヒョルトランド人に「邪悪な川」と呼ばれるサイフォン川は、源流にある「足跡」の虚無の穴を満たすた

    虚無の穴 - illuminate33の日記
  • 1