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@オーランス人と+神話に関するmallionのブックマーク (42)

  • ヒョルトの国と聖王国1 - illuminate33の日記

    下記はHistory of The Heortling Peoples 86ページから87ページの記事の抄訳です。かつてGlorantha Digestで17C現在のヒョルトランドの情勢について激論が交わされました。この議論に対してグレッグがある程度公式な答えを与えていると私は解釈しています。訳の間違いの責任はzebにあります。 以下はグローランサの文書ではない(訳注1) ベリンタールの改革 ベリンタールは手続きを定め、それぞれの六分国(訳注2)の民が教団orderlyのもとに、指導者を平和に選出する方式を整えた。たとえば、ヒョルトランドでは六分国の統治者はヒョルトランド総督Governorと呼ばれ―「黄金の」アンドリン(訳注3)の子孫である伝統に従う支配家系の一員であった。六分国の統治者は最高権力者ではなく、ベリンタールのために六分国を治めていた。 六分国の統治者たちはベリンタールの肉体

    ヒョルトの国と聖王国1 - illuminate33の日記
  • 十の愛される物語 - illuminate33の日記

    以下はStorm tribe 118ページの囲み記事の抄訳です。(訳の間違いの責任はzebにあります。)例によって「ジョンスタウン大鑑」の一部として挙げられています。 ジョンスタウン大鑑#299,235号 十の物語が人々に愛され、分かち合われている。 「光持ち帰りし者の探索行」、もしくは「いかに世界はひとつに戻されたか」。すべての物語の中で最大の物語。すべてを語るには一昼夜要する。すべての韻律は槍の穂先のように鋭い。 「ハルマストのサガ」。いかに裸足の、山羊いの枝拾いがヒョルト人最大の英雄になったか。二人でともに物語を朗唱しなくてはならず、一行ごとに交代をおこなう。 「ナルダの祝福」。もしくは「良き土地の喜び」。美しい、センチメンタルな聖歌が独自に氏族ごとにあり、トゥーラの美と魔術について描写する。すべての聞き手が感動して涙する。聖祝期にはこの話は収穫の儀式の一部である。 「アーナールダ

    十の愛される物語 - illuminate33の日記
  • エルマルス - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●太陽神エルマルの原型らしいエルマルス(Elmalus)について。公式サイトの Glorantha Index によると、 Elmalus Dara Happan name for Elmal (when the Vingkotlings invaded Dara Happa). "King of the Vingkotlings, defeated by Shargash." エルマルス ダラ・ハッパ人がエルマルを呼ぶ名前(ヴィングコットの子らがダラ・ハッパに侵攻したときの)。“シャーガシュに敗れたヴィングコットの子らの王。” ● mallion さんのところにも情報があって、 馬の民 - まりおんのらんだむと〜く+ 大暗黒の時代、ヴィングコットの部族はセアード地方を征服したそうです。大暗黒の時期には、人間はどこも縮こまってたんだと思ってました。そのときの王がヴィングコットの娘と結婚した

    エルマルス - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
    mallion
    mallion 2009/03/03
    ハイアロールについてはRQ3の神名録にも情報あります。あとhttp://d.hatena.ne.jp/mallion/20050819/1124458120 によれば、コリマー部族にもハイアロールの裔を名乗る氏族がいる模様(3つ)
  • ヒョルト人のカルト:“騎手”ベレン - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●“騎手”ベレン(Beren the Rider)は太陽の神エルマルの下位カルトです。彼は暗黒の時代にヴィングコットの子らの土地にやって来た異邦人でした。彼は己の価値と忠誠を証し立て、ヴィングコットの娘、レダイルデ(Redaylda)の心を勝ち取りました。ベレンはヴィングコットの部族のベレネステリ氏族(Berenethtelli)の父祖となりました。彼はハイアロールの始祖の馬たちをともなって来ており、子供たちに騎乗する方法を教えました。 mallion さんのところにあるヴィングコットの部族のまとめ。 ヴィングコットの子らの部族 - まりおんのらんだむと〜く+ ●見事にエルマルの神話をなぞっている英雄(神)です。エルマルの原型なんでしょうか。俺は大ざっぱに北のダラ・ハッパの土地から来た馬を飼う習慣を持つベレンの一族が、平和裏にヴィングコットの部族に吸収されたのだと思ってました。そのベレンの

    ヒョルト人のカルト:“騎手”ベレン - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
    mallion
    mallion 2009/03/03
    馬の民の英雄、騎手ベレンについて。
  • ヒョルト人のカルト:エルマル - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●嵐の神殿の太陽の戦神エルマル(Elmal, Warrior God of the Sun)の神話。 ●停滞の時代(金の時代)、エルマルは火の部族の一員として皇帝イェルムに仕えていました。しかし癒しの女神チャラーナ・アローイが彼の盲目を癒しました(その原因は彼自身の輝きでした)。彼は他の者たちを奴隷として支配する火の部族の当の姿を見て失望しました。エルマルは兄弟たちのもとを離れ、真実の道を探すために世界を放浪しました。 ●神々の戦が始まるとエルマルは戦いを避けようとしましたが、状況が悪化してくると己の名誉にしたがっていくつもの功業を成し遂げました。やがては彼の兄弟たちでさえ、その輝きを取り戻すためにエルマルを襲いました。エルマルは傷つけられましたが、兄弟たちと戦うことは拒み、正義に守られて逃れました。 ●あるとき、エルマルは偉大な長が善き神々を召集していると聞きました。彼はそれがオーラン

  • ヴィングコットの子らの部族 - まりおんのらんだむと〜く+

  • 聖なる息 - illuminate33の日記

    以下はThunder Rebels p.59 Sacred Breathの記事の抄訳です。翻訳の間違いの責任はzebにあります。(オーランス人の魂と供物の概念について主観的な見方を語っています。) お前の息は神聖である!お前は多くの息を持ち、お前の内側に風を持っている。最初の風はお前の父から、お前を宿す前に与えられた風。二番目の風はお前の母から、子宮でお前を育てていたときに与えられた風。これら二つの風は祖先からか、神から伝わる風であり、強い獣から、もしくは土地からすら伝わる風のこともある。 お前の氏族の守護霊(ワイター)と領地(トゥーラ)の息はお前の一部である!お前が生まれてから八日経ったら、お前の両親は氏族にお前を引き合わせる。その時氏族はお前に名前と、もうひとつの風を授ける。今日では、もし赤子がひどく泣いたり、病気になったり、肌に奇妙なしるしが現れるなら、赤子は間違った名前を与えられた

    聖なる息 - illuminate33の日記
  • 馬の民 - まりおんのらんだむと〜く+

    えーと、そんなこんなで Elmalus について調べたら、以下のような投稿を発見。 原文は長いので興味のある方は「つづきを読む」で読んでいただくとして、要約すると、 ハイアロール族とペント人は、同じ「馬馴らし」の神話を持つ(ハイアルはヒポグリフの子孫で、セレディ馬はハイアルの裔) ニヴォラの女神ガマラは、ヒッポイの神格に吸収され、第四階層地獄の女神とされてしまった。レラディーヴァはエルマルと婚姻した? ヴィングコットがセアードを征服すると、娘のレダイルダ(Redaylde)はレラディーヴァの大女祭となり、ハイアロール族の“騎手”ベレンと結婚した? 彼はダラ・ハッパ人からは「エルマルス王」(King Elmalus)と呼ばれ、シャーガシュと戦った? 騎手ベレンは、レダイラと結婚するにあたって、「養子縁組み」で、カルグザント(か何か)からエルマルに宗旨変えした、とみるのがよいのかな。 Date

    mallion
    mallion 2009/03/01
    ハイアロール族とペント人の関係、騎手ベレンとエルマルス王の同一性について、ニヴォラー市について。
  • ヒョルト人のカルト:リグスダル - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●星はグローランサの地上のどこからでも見えるために、各地の文化ごとにちがう神が割当てられてしまいます。特に不動の星、極星(Pole Star)は目立つのでいろんな神性がかぶっているはずです。ヒョルト人は極星を“不寝番”リグスダル(Rigsdal, The Night Watchman)と呼びます。 ●リグスダルがいつから嵐の神殿の神になったのかわかりません。サプリ「Storm Tribe」の彼の神話では、オーランスが光持ち帰りし者たちの探索行(だと思われる)に出かける前にリグスダルに見張りを命じるところから始まります。 ●オーランスは彼に角笛を与えて「立って見張れ」と命じました。リグスダルは忠実に義務を果たしました。彼は見張り、闇の中を忍び寄るウズ(トロウル)を照らしました。混沌のワクボスは世界を眠らせて侵入しましたが、リグスダルは眠るときも片目を開けていたので欺かれることはありませんでし

  • 昇嵐の寺院(Temple of the Reaching Storm) - ルーンクエスト情報局

    『グローランサ年代記』の「ドラゴン・パス合史」に、以下のような記述があります。 アーグラス王は平和的な手段や軍事的な手段で領国を強化しつづけた。1634年に彼はホーレイの女王と婚約した。求愛があったわけではない。というのは彼女はやがて領国を支配する幼児にすぎなかったからである。女王である彼女の母が娘に代わって誓言を述べた。幼女は女司祭になるべくケロ・フィンの寺院に預けられた。このあと、アーグラスはドラゴン・パス王にしてセアードの王と呼ばれるようになった。 この少しあと、アーグラスはセアード全土を北方や東方の遊牧民の侵入から守るために、昇嵐の寺院の建設にとりかかった。 で、この「昇嵐の寺院ってなに? ルナー帝国の昇月の寺院と関係あるの?」っていう質問が World of Glorantha ML に投げられ、グレッグ・スタフォードが回答していました。 詳細はいずれ出る「大アーグラス戦役」(G

    昇嵐の寺院(Temple of the Reaching Storm) - ルーンクエスト情報局
  • オーランスの長館その2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●オーランスの大広間は特にカルリノーラン(Karulinoran)という名前で呼ばれます。以下、昨日のつづき。 ●広間は大きすぎて反対側の壁を見ることができません。天井は高く、その下で雲ができています。部屋の床は4つの段に分かれていて、それぞれの段にテーブルがあります。事をする者たちは段によって格付けされるだけでなく、次の段にどれだけ近い椅子に座るかによっても格付けされます。 ●薄いドレスをまとい、金髪の美しい女性がクエスターを案内します(男の考えることはどこでも同じですね)。最初の段のテーブルは俗信者とカルトの友のためのものです。2番目の段には入信者のためのテーブル。3番目の段には風の王と嵐の声(共に化身)のためのテーブル。4番目の段には英雄と神々のためのテーブルがあります。 ●誰であれオーランスの長館に初めて入るときは、オーランスに自分のことを告げるように伝令(Herald、全身に銀

  • オーランスの長館 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●俺の興味はグローランサ世界の仕組みよりも、おかしげな神話や物語にあります。「オーランスの長館への道」のクエストではオーランスの長館に入ってからオーランスに会うまでの道程が書かれており、わりと身近に感じているオーランスも十分に変だと思いました。精密に訳すのは大変なので、適当に。 ●長館に入るまでは昨日書いたとおり。 ●暖炉は音をたてて巨大な牡牛のローストを焼き、男たちはきらめくリキュールを手に飲み騒いでいます。みな良い服を着て、良い武器を持っています。突然、革の帽子のせむし男が骨ばった指で指さして叫びます。「出て行け! この祝宴は高貴な血のためのものだ!」 ●クエスターが冷静さをたもっていられれば、蹴り出されることなく、せむし男の主人に招き入れてもらえます(失礼でない身なりをしていなければいけませんが)。ここで戦士や貴族たちと歓談し、料理ってもいいのですが、先に進むなら従僕が奥にある大

  • ヒーロークエストの例その2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●これも「Arcane Lore」に載ってた、ヒーロークエストの例。それほど詳細ではありませんが。オーランス人のクエストで金の時代(停滞の時代とも)に行くものに“最初の戦”があります。クエストの舞台は原初の嵐ウーマスの時代で、オーランスはまだ少年です。金の時代になってなお、神と人の区別ははっきりしていないそうです。 ●クエスターはウーマスの営所(Camp)の1員となり、営所を襲ってきた太陽の神殿の赤いシャーガシュの軍と白い Verithurusus (ヴェリスルーザか?)の軍の2つの軍と戦わなければなりません。 ●ウーマスはそれまでの戦いですでに傷を受けており、シャーガシュと隊長たちの一騎撃ちの挑戦に応じようとはしません。PCは彼に「いつだって暴力は手の1つだ」のモットーを思い出させなければならないそうです。成功すればウーマスは戦うためにしぶしぶ立ち上がります。手段の1つなんだから、無理な

  • ヒーロークエストの例 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●あけましておめでとうございます。 ●サプリ(ただし草稿版)「Arcane Lore」にはヒーロークエストの例が載ってます。詳しいものからメモ書き程度のものまでありますが、見てるとけっこう面白い。 ●オーランス信者のクエストとして「アーナールダの解放(Liberating Ernalda)」というのがあります。オーランスが死の力でイェルムを殺して、イェルムの宮殿にいたアーナールダを連れ去る神話を体験するものです。このクエストで、“男たちはそこで戦闘と運動(Motion)を学ぶ”と書いてあります。 ●具体的には、PCはオーランスの軍勢となってイェルムの宮殿を襲撃し(これは奇襲なのでボーナスが加わって成功するのだそうな)、イェルムを殺し、その後集まってくる護衛たちと戦い、戦いが厳しくなると逃走します(勝ったという神話は嘘なんですか?)。こんな不法を奇襲で成功させるあたり、やはりオーランスは蛮族

  • オーランス人の王のリストの詳解 - illuminate33の日記

    History of the Heortling Peoplesの冒頭、Our Kings, The Orlanthi King Listを読み解いてみます。 DriveThru RPGの無料サンプルにある原文です(冒頭の部分のPDFが開きますので注意してください) 番号は王名の前に付されているNoです。ページはHoHPで王たちについて詳細が書かれているページです。 ・神王たち、ヴィングコットの血統God Kings, Vingkotlings(1〜14代目)77ページ ・ケロフィネラの王達Kings of Kerofinela(15〜62代目)77〜80ページ ・竜王たちと伝統主義者たちDragon Kings and Rebels(63〜66代目) ・隠れた王たちHidden Kings(67〜72代目)74ページ ・現れた王たちRevealed Kings(73〜76代目)75ページ

    オーランス人の王のリストの詳解 - illuminate33の日記
  • 光持ち帰りし者たち - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●光持ち帰りし者たちの7柱(6柱?)の神は合流して大部分で同じ道程をたどりますが、それぞれに理由があって別々に出発しています。また地界で離散してから再集合するまで、それぞれが単独で旅を続けています。そのときに彼らそれぞれの敵と出会っているようです。各カルトには光持ち帰りし者たちの探索行の、個別のバージョンが伝わってるんじゃないでしょうか。 ●オーランスは(イェルム殺しという)みずからの過ちを正すため、偉大な秩序を取り戻すため、そして原型の命持ち帰りし者たちの探索行ではアーナールダをよみがえらせるために出発します。光持ち帰りし者たちの探索行の主役は彼です。旅に出たオーランスははじめに2柱の神に行き会います。 ●知識の神ランカー・マイは恋人の(とも)“知識の光の女神”エラサを連れ戻すつもりでした。エラサはイェルムの眷族である光の神々に属していて、イェルムが死ぬと共に冥界に去ってしまいました。

  • Glorantha Q&A

  • Saga of Vingkotling

  • 三途の川 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●オーランス信者にとって「剣の川(River of Swords)」が、日でいう三途の川にあたるようです。昨日書いたようにオーランス人の死者はこの川にかかった骨の橋を渡ります。光持ち帰りし者たちの神話では、オーランスと仲間たちはこの川を渡し守と交渉して渡してもらっています。橋には見張り番がいるから避けたんでしょうか? やがて剣の川に出た。生きている者の渡し賃など聞いたことがないという渡し守ジェセットを、イサリーズが説き伏せてそこを渡った。 「グローランサ年代記」 ●グローランサ世界はよくできてるなと思ったのは、この“渡し守”ジェセット(Jeset the Ferryman)は実はウズ(トロウル)の七聖祖の1人なんですね。オーランス神話の脇役である渡し守が、彼に焦点をあてるとウズの神であるというこのトリック。ジェセットはウズの女神コラスティングの子供で、まだ地底にいた頃のウズが故郷を離れた

    三途の川 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • ヒョルト人のあの世 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●「グローランサ年代記」にヒョルト人の死後観が死者の書ふうに書かれてます。死者の魂は死後7日間は体のそばを離れず、魂としての在り方に慣れていきます。7日たつと物質界を離れ、みずからの心臓を通ってあの世(異界)に行きます。オーランスとアーナールダの加護により、これはどれだけ仲間や故郷から離れた場所で死んでもそうなります。神話では“案内人”イサリーズが死者を導くと説明されています。信仰上のつながりによるのだと思うのですが、だったら入信前の子供はどうなるんでしょうか。 ●ここですでに他での説明と矛盾があります。死者の魂は7日かけて沈黙の宮廷にたどり着くのですが、そうすると沈黙の宮廷に着くのは死後14日たってからということになります。しかし死体は7日保存されると蘇生の可能性無しとして火葬されてしまいます。計算が合いません。 ●異界に入った死者の魂は他の死者たちの列に加わります。この時点では民族も種