VOCALOID2 HATSUNE MIKU クリプトン・フューチャー・メディアAmazon なんだか最近初音ミク音源ばかり聴いているような気がする。 何のことはない、ヴォーカロイド的なものは高価ながら昔からあったし、テキスト読み上げソフトにラップさせる曲はいくつもあったのだが。 声優とキャラクターの萌え的要素だけで、ツールとしての敷居がここまで下がり、ミュージシャンだけでない、DTMの経験すらない、普通の人たちがそれを手にして色々と遊び始める光景。 それは、80年代当初はとても高価で、プロのミュージシャンにしか手の届かない存在であったリズムマシンやサンプラーが、80年代後半には中古のジャンク品としてシカゴやデトロイトの黒人たちの手に渡り、当初想定されていなかった奇妙な使い方をされていく過程を連想せずにはいられないのだ。 ニコ動での初音ミクは、「人間の代替」として「歌を歌わせる」という時期