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QFに関するmassunnkのブックマーク (10)

  • 『第23回三島由紀夫賞』は東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』が受賞 | CINRA

    23回目を迎える『三島由紀夫賞』の選考会が日5月18日に行われ、三島由紀夫賞を東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)が受賞したことがわかった。 『クォンタム・ファミリーズ』は、壊れた家族の絆を取り戻すため、並行世界を遡る量子家族の物語。2035年から届いたメールがすべての始まりとなり、高度情報化社会、アリゾナの砂漠、量子脳計算機科学、35歳問題、幼い娘、ショッピングモール、そして世界の終わりといったテーマを、包含した壮大な作品となっている。 今年の選考委員は 小川洋子、川上弘美、辻原登、平野啓一郎、町田康が務めた。贈呈式は6月25日に虎ノ門のホテルオークラで行われる。 なお、同日に発表された山周五郎賞は、貫井徳郎『後悔と真実の色』(幻冬舎)と道尾秀介『光媒の花』(集英社)が受賞している。 (画像:東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』)

    『第23回三島由紀夫賞』は東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』が受賞 | CINRA
  • 東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」(***) – Sex & Books & Football

    ■クォンタム・ファミリーズ ★そう、それはとんでもない誤解なのです。 けれども、そもそもこの宇宙では、現実と虚構、現実性と可能性、起こったことと起こるかもしれないことの区別には数学的に意味がない、 だからこそ人間は意識があるような錯覚をもつことができる、 それが量子脳計算機科学の結論でした。 ぼくたちはそのパラダイムに復讐されている。 そしてうまれなかったきょうだいに復讐されている。349p 人は誰しも考える。 「あのとき、あの場所で、別の行動をしてたら自分の人生は変わっただろうか」 なーんて。 アドベンチャーゲームのように「分岐点」によって複数のシナリオが存在する。 Aルートでゲームオーバーだから、途中に戻ってBルートへ…。 そんなことは人生において不可能だ。 あのとき、あの場所でわたしたちが下した決断・行動。 それらは、人生において「それをするほかなかった」選択肢である。 つまり、すべ

    東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」(***) – Sex & Books & Football
    massunnk
    massunnk 2010/02/21
  • クォンタム・ファミリーズ 年表 - superficialchildren

    QF クォンタム・ファミリーズ 年表です。 まず、すいません。ネタバレの配慮を全くしていません。 最初は自分のメモ用に書いていたのですが、書いているうちに分からない事がでてきてしまい、さらにそれを整理し、書き直しているうちにはまってしまい、結果、結構気で書いてみました。表にしてみると貫世界通信という単純な方法で非常に複雑な世界が生まれている事が分かります。まだ分からない部分もあるので、ご指摘して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!

    クォンタム・ファミリーズ 年表 - superficialchildren
  • 『東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」』

    東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」(新潮社の紹介サイトはこちら)を 梅田紀伊国屋書店にて購入。 単行を書店で購入したのは 阿部和重「ミステリアスセッティング」 ミステリアスセッティング/阿部 和重 ¥1,575 Amazon.co.jp 以来な自分にまず驚く。 2010年1月3日(日)未明、 東京から大阪に向かう高速バス内にて 「クォンタム・ファミリーズ」読了。 読了後、周りの乗客が寝静まる深夜バスのなか、 窓外を流れる高速道路の変わらぬ風景を眺めながら、 ゼロ年代(2000年~2009年までの10年間)を振り返り、 考えていたことをまとめてみます。 恥ずかしながら 私は大学4年生、年齢にして21歳を迎えるまで 批評というものを必要としていませんでした。 そして批評というものを読むことなく、 青山真治監督の「Helpless」 Helpless [DVD]/浅野忠信,光石研,辻香織里 ¥

    『東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」』
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    massunnk 2010/01/11
  • 成熟経済を蝕む仮定法の亡霊 - 雑種路線でいこう

    このまま派遣村は定着して正月の風物詩となるのだろうか。年末から正月にかけて経産相が経済団体の幹部を呼び出し「新卒を採ってくれ」と頭を下げ、閣僚が派遣村に顔を出す報道をテレビで見るに、行政がこういった問題と向かい合ったことは政権交代の成果ではあるが、全く解決の見通しが立たない印象を受けた。去年の今ごろ僕は新卒一括採用こそ問題と書いたが、それは問題の一断面に過ぎず、慣行に過ぎず制度的な介入が難しい。実質的には緩い解雇規制の問題でもない。成長で矛盾は緩和されるが旬を過ぎたロスジェネが救われる訳ではない。だいたい俄造りの「成長戦略」で期待通り経済成長を達成できるか疑わしい。 この正月いくつかのを読んで当の問題って実は別のところにあるのかも知れないと考えた。まず『学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識』によると大企業の採用が減ったのではなく大学生の数が増えている。そし

    成熟経済を蝕む仮定法の亡霊 - 雑種路線でいこう
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    massunnk 2010/01/06
  • 1985年から2009年末までが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から『クォンタム・ファミリーズ』までに。 - magoshinの日記

    今回の記事は、まぁいつでもそうだけど、特に今回は、自分のために書く。 2009年という、あまりにハードボイルド・ワンダーランドだった世界の終りに向けて。 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1988/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 336回この商品を含むブログ (558件) を見るクォンタム・ファミリーズ 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/18メディア: 単行購入: 61人 クリック: 1,937回この商品を含むブログ (198件) を見る 僕はこれまで、なんの根拠もなく村上春樹を毛嫌いしていた。 意図的に避けていたというのもあるが、それは何ら戦略的な意味合いも、自制的な意思によるものでもなく、ただ単に、なんとなく性に合わない、という思い込みから、春樹作品を手に

    1985年から2009年末までが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から『クォンタム・ファミリーズ』までに。 - magoshinの日記
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    massunnk 2009/12/30
  • 東浩紀 『クォンタム・ファミリーズ』 | 新潮社

    『クォンタム・ファミリーズ』(以下『QF』と略記)は、量子(クォンタム)コンピュータのネットワークによって相互干渉する並行世界を舞台に、出会うはずのない「家族」が時空を超えてリンクされる歴史改変SFである。グレッグ・イーガンやP・K・ディック、瀬名秀明や麻枝准らの先行作品と、ジャック・デリダの脱構築哲学を同時に視野に収めながら、作者自身とその家族を投影した作中人物(東浩紀は作家のほしおさなえと結婚し、娘がひとりいる)が離合集散する、思弁的でプライベートな色合いの濃い小説になっている。 作中で示唆されているように、『QF』は村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に宛てた、二一世紀からの返信でもある。春樹作品はディック(世界の終り)とレイモンド・チャンドラー(ハードボイルド・ワンダーランド)のハイブリッド小説だが、書の中にチャンドラーの占める席はない。その空隙を埋めるのは、一

    東浩紀 『クォンタム・ファミリーズ』 | 新潮社
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    massunnk 2009/12/29
  • 夢想知識小説としての『クォンタム・ファミリーズ』: 読書体験のウェブ的転倒とそのエミュレーション | FERMAT

    夢想知識小説としての『クォンタム・ファミリーズ』: 読書体験のウェブ的転倒とそのエミュレーション December 24, 2009 op-ed / commentary authorjunichi ikeda share tweet この休みに、『クォンタム・ファミリーズ(QF)』を読んだ。 QFは、東浩紀の、単著としては初の小説。 不思議なだ。 全編が「亡霊効果」で溢れている。 東が、覆面作家である舞城王太郎の、いわば対極にある存在だからか。 ウェブの中では東に関わる語りや言説は溢れているし、東自身、今までウェブに限らず多くのテキストを、発言や執筆によって残してきている。 その全てが、QFの文面のそこかしこで、亡霊のように浮上する。 これは、不思議な読書体験だ。 リニアな読みを前提にした、紙を前にした読書体験ではない。 あえていえば、ウェブを前にした、ブラウザを前にしたテキスト読解体

    夢想知識小説としての『クォンタム・ファミリーズ』: 読書体験のウェブ的転倒とそのエミュレーション | FERMAT
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    massunnk 2009/12/24
  • 『新しい読書体験』

    東浩紀「クォンタム・ファミリーズ」が日18日、発売された。 発売前夜から店頭に並べているフライングぎみの書店にて を手に入れた方々を中心に、 一時、twitterでも祭りが起こった。 ハッシュタグは #QF (リンクはこちら) まあ、よくあることだと、 横目でチラ見していたところ、 気になる展開が発生。 購入者の一人が、 リアルタイムで読書感想を呟き始めた。 ID : tricken (リンクはこちら) ページと行を指定したリアルタイムでの驚きや伏線ヨミに 新しい読書感想文の形態をみた。 そして何よりも、 周到にネタバレを回避しつつ綴られる率直な感想は それに触れる人たちに圧倒的なインパクトを持って 読みたくなるニーズを刺激することに驚いた。 正直、東浩紀の小説仕事には ピンとこなかった僕自身(すいません)も、 いま、とても読んでみたくなった。 で、この気持ちを 「いや、多分今日買う

    『新しい読書体験』
  • 2009/12/17-18 クォンタム・ファミリーズ祭 -読書実況と反応-

    東浩紀氏の小説「クォンタム・ファミリーズ」新潮社をid:trickenが読書実況。 Tiwtter遅延の最中、作者人も登場し、なんだかアツイ展開に。 17日は配日で全国発売日は12/21とのこと。 適宜追加更新お願いします。

    2009/12/17-18 クォンタム・ファミリーズ祭 -読書実況と反応-
    massunnk
    massunnk 2009/12/18
    これ朝までやってたのかw 東さんも徹夜してるしw
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