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パースに関するmassunnkのブックマーク (7)

  •  ダニエル・ブーニュー『コミュニケーション学講義 メディオロジーから情報社会へ』 - 生きてみた感想

    ひさしぶりに読書感想文を書きます。 題材は、ダニエル・ブーニューの『コミュニケーション学講義』。これは、急激に変化しつつある現代のメディア環境およびコミュニケーション環境に身を置く人間にとって、間違いなく必読の書であります。 メディオロジー、というと日ではレジス・ドブレの名前ばかりが知られていますが、いやはや。実はそこにはダニエル・ブーニューという、ドブレにまさるとも劣らない「巨大な」知性が実は隠れていたのです(たんに日で知られていないだけですが・・・)。書を読めばわかるように、その理論的な射程の広さや深さだけでなく、それをわかりやすく具体的な事例を交えて説明していく手際にも、まさに超一流の知性と呼ぶにふさわしいものがあります。 ただ僕自身には、メディオロジーにおけるブーニューの位置、についてはいまいちつかめない部分があります。事実的経緯としては、書の監修者解説にあるように、ブーニ

     ダニエル・ブーニュー『コミュニケーション学講義 メディオロジーから情報社会へ』 - 生きてみた感想
  • エンジニアのための記号論入門:パースの記号論

    Ⅱ 記号の基的性質 4 記号過程を重視するパースの記号論 「アメリカ合衆国が生んだ最も多才で、もっとも深遠なそして最も独創的な哲学者」といわれるチャールズ・サンダース・パース(Charles Sanders Pierce,1839-1914)は、ソシュールと同じような時期に記号論を創設し、多くの著作を残しました。パースは、哲学者であるとともに、論理学者、数学者、物理学者、化学者であり、ソシュールとは異なり、記号とそれが指し示す対象を記号を受け取った人がどのように関係づけるか、その「記号過程」に重点をおいて研究しました(米盛祐二『パースの記号学』)。パースは自然科学系の学者であり、記号と対象を結び付ける解釈項は推論であり、演繹、帰納、仮説推論といった数学的概念で分類しています。その記号論も、エンジニアである我々にはある種の親近感が持てるものがあります。 4.1 パースは記号を3要素モデルで

    massunnk
    massunnk 2008/10/23
    記号論。イコン、シンボル、インデックスなどよくまとまっとる。
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1182.html

  • 『パースの宇宙論』伊藤邦武 - logical cypher scape2

    パースというと、まずはプラグマティズム、そして記号論、記号論理学が思い浮かぶが、実はとても興味深い宇宙論(cosmology)を展開していた哲学者でもある。 第一章エマソンとスフィンクス パースの宇宙論そのものの解説に入る前に、パースに到るまでの哲学史が紹介される。 パース以前、それは19世紀前半のアメリカ・ルネサンスと呼ばれる時代であり、その代表的思想家がエマソンである。彼は、パースそしてパースに連なるジェームズ、デューイに影響を与えたのみならず、かのニーチェにも大きな影響を与えた*1とされ、また日では福沢諭吉、北村透谷、鈴木大拙らが影響を受けているという。 エマソンがパースに与えたものは「スフィンクスの謎」である。 この「スフィンクスの謎」は、パースの父などアメリカの思想界にとってキーワードのようになっている。 つまりは、「哲学的な宇宙に関する問題」とでもパラフレーズすればよいのだが

    『パースの宇宙論』伊藤邦武 - logical cypher scape2
  • 『情報学事典』での「記号論(記号学)」の解説(NULPTYX:石田英敬研究室)

    文献一覧 > 事典項目執筆 > 情報学事典 『情報学事典』での「記号論(記号学)」の解説 北川高嗣他編 『情報学事典』、弘文堂、2002年刊より →Amazon.co.jpで購入 記号学(記号論) 英語:Semiology (Semiotics) 仏語: sémiologie (sémiotique) 項目執筆者 石田英敬 自然および人間の事象を記号および記号作用の観点から研究する一般学、「記号学Semiology」あるいは「記号論(Semiotics)」と呼ばれる。現代言語学の祖とされるスイスの言語学者ルイ・フェルディナン・ド・ソシュール(Louis Ferdinand de Saussure 1867-1914)が提唱したのが「記号学(sémiologie)」、アメリカの論理学者・哲学者チャールズ・サンダース・パース(Charles Senders Peirce 1839

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    わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……

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  • Passion For The Future: 生命記号論―宇宙の意味と表象

    生命記号論―宇宙の意味と表象 スポンサード リンク ・生命記号論―宇宙の意味と表象 生命圏を記号圏としてとらえる新しい見方を提示したの新装改訂版。初版は1993年。 記号というと普通は言語を連想する。だが、著者は記号の指す範囲を大きく拡大して次のように定義する。 「 記号圏とは、大気圏、水圏、生物圏と同様に地球上のある領域を指す。記号圏は他のどの圏内にも入り込み、その隅々まで広がっており、音、匂い、身振り、色、形、電界、熱放射、全ての波動、化学信号、接触その他のありとあらゆる種類のコミュニケーションを統合して出来上がった一大圏である。一言で言えば、生命に関する記号全てのことである。」 基はパースの記号論であり、意味するものとされるものの二項の意味世界に、解釈する主体を加え、3項のダイナミックな関係として、全体を捉えなおそうとする思想である。メッセージは単独で存在できるものではなく、解釈

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