えーと、色川武大の『うらおもて人生録』は非常に良いエッセイでした。人によっては一生モノの財産になりうる本だと思う。特にフリーで生きていくアーティストや、自分の才能を頼りにして生きるタイプの人(プロアマ問わず)における必読書ではないでしょうか。かなり感性寄りのロジックで書かれていて、麻雀の知識が無いと理解できないだろうなっていう部分も多々あって、少し人を選ぶかもしれませんが。 ぼくは、生きる指針として、大元に老荘があって、美輪明宏の教え、というのがベースで(ここまでは「信仰」のようなものだと言ってもいいですね)、そこに赤松健が入ってきて、なんとか生きてるんですけど、色川武大の書いていることは、その三者全てとリンクする内容になっていて、個人的には「欠けていたピースにバシッとハマった」ような感覚を得ることができました。 要するに、無為自然や、正負の法則と同じことを色川武大は言っている。美輪明宏と
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