「阪急阪神百貨店」を傘下に持つ大手流通グループの「エイチ・ツー・オーリテイリング」は競争力を強化するため、関西の大手スーパー「イズミヤ」とことし6月に経営統合すると発表しました。 発表によりますと、大手流通グループの「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、大阪に本社のあるスーパー「イズミヤ」と株式交換という手法でことし6月に経営統合し、「イズミヤ」を子会社化することで合意しました。 「エイチ・ツー・オーリテイリング」はデパートのほか、関西を中心に「阪急オアシス」の店名で70店舗のスーパーを展開しています。 「イズミヤ」は関西を中心に119の店舗を展開していますが、両社ともここ数年は大型の商業施設やコンビニとの競争で売り上げが伸び悩んでいます。 スーパー業界では、ことし4月の消費増税以降は、競争がさらに激しくなるとみられており、両社は経営の統合によって双方の顧客を囲い込み、競争力の強化を図って