東京電力に意見できる「大株主」東京都…原発再稼働はスルー 福島からの避難者「その電気、本当に必要か議論を」
東京電力に意見できる「大株主」東京都…原発再稼働はスルー 福島からの避難者「その電気、本当に必要か議論を」
環境省が福島第1原発事故で発生した放射能汚染土を新宿御苑(東京都新宿区)に埋め立てようとしている問題で、「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会」が呼びかけて4日、市民有志がデモ行進しました。参加者は「都民の憩いの場に汚染土持ち込みは許さない」と訴えながら街を歩きました。 同区の男性(29)は「汚染土持ち込み中止を求めて環境省に陳情を出したが、まだ中止には至っていない。新宿区にはこれから署名を集めていく。汚染土持ち込み断固阻止へ力を貸してほしい」と呼びかけました。 同区のゴールデン街でバーを経営しながら俳優としても活動している外波山文明さんは「現区長は持ち込みを容認している。国がどう言おうと反対すべきだ。新宿の街を守るために声を上げよう」と語りました。 日本共産党の吉良よし子参院議員が参加し「環境省はなぜ汚染土を御苑に持ち込むのか答えられない。子どもたちも散歩に訪れる御苑に汚染土を持
東京電力福島第一原発事故後に福島県内の除染で回収された放射性物質を含む汚染土の再利用を巡り、環境省による実証事業が計画されている新宿御苑(東京都新宿区)の周辺住民らが24日夜、再利用に反対する団体の発足集会を開いた。(小川慎一) 団体は「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会」。御苑前にある四谷地域センターでの集会には、150人が参加した。世話人を務める新宿区在住の文筆家平井玄さん(70)は「多くの住民は昨年12月に環境省の説明会があったことを報道で知った。年末年始を挟んで学習会を開き、会の発足を発表できる日になった」とあいさつ。既に都や区に事業中止を申し入れており、近く環境省にも事業の中止を求める。 集会では、国際環境NGO「FoE Japan」の満田(みつた)夏花(かんな)事務局長が講演し、汚染土の再利用の問題点を整理した。他に実証事業が計画されている環境調査研修所(埼玉県所沢市
(写真)「汚染土」再利用の実証事業について環境省から聞き取りをする笠井衆院議員(左から3人目)と共産党の都議、新宿区議ら=16日 東京電力福島第1原発事故の汚染土の処理をめぐり、環境省が新宿御苑(東京都新宿区)の花壇で再利用する実証事業を計画している問題で、日本共産党の笠井亮衆院議員、大山とも子都議、新宿区議団は16日、環境省に聞き取りを行いました。 西村明宏環境相は9日の記者会見で「地元に丁寧に説明を尽くしてまいりたい」と述べましたが、21日に予定されている住民説明会の参加者は近隣住民50人限定で、地域の掲示板に案内状を張っただけです。 笠井氏は「再利用の根拠法もなく安全性の確認もされていない。近隣の住民に対し丁寧な説明が必要だ。強行は許されない」と改善を求めました。 参加者からは「新宿御苑は都民の憩いの場だ。1回限りではなく、対象地域を広げ多くの人が参加できる説明会を」「実証実験から全
9月3日の午後5時から放送されたTYOKYO MXテレビ「「田村淳の訊きたい放題」は、都議会主要5会派都議会討論。テーマは「太陽光発電パネルの義務化へ その可能性と課題を考える」でした。日本共産党都議団からは私・尾崎あや子が出演しました。 【番組で使われたパネル】 私・尾崎あや子は、最初の発言で「気候危機打開は待ったなしの課題です。日本では今年も豪雨被害(これまでほとんど被害のないような地域、北海道や東北での被害)や猛暑、コロナなどの感染症も地球温暖化が背景にある」「日本共産党は気候危機を打開する”2030戦略”を提案しています」と紹介しました。都が提案している「太陽光パネル設置義務化については、関係団体や都民への情報が不十分であり、今後、疑問に答える努力が必要です。しかし、気候危機打開に一番効果があるのは太陽光パネル設置だと考えています!と発言しました。 (テレビの番組は1時間です。話し
東京電力福島第一原発の事故から十一年になるのを前に、食品や土壌の放射能汚染を測定している八王子市の市民団体「八王子市民放射能測定室 ハカルワカル広場」は、放射性物質に関する子ども向けの冊子を作成した。どのような経路をたどって原発の燃料になるかや、事故を経て自然界にとどまっている現状などを紹介している。(布施谷航) タイトルは「旅するラディオ」。オーストラリアの地中から採掘された放射性物質「ラディオ」が主人公の物語仕立てにした。船で日本に運ばれたラディオは、福島第一原発の燃料として使われた後、事故を契機に八王子市内の森に飛来。今も八王子の公園にとどまっている様子を描いた。 時がたつにつれ事故について知る機会が減る中で、子どもたちにも放射性物質を巡る事実を伝えようと、パルシステム東京市民活動助成基金の支援を受け、ハカルワカル広場のメンバーが昨年十月ごろから製作に取り組んできた。物語はメンバーの
「3・11福島を忘れない」と題し、東日本大震災の発生した三月十一日前後に催されている恒例の「江古田映画祭」が二十六日、練馬区の武蔵大で開幕する。十一回目を迎える今回は、東京電力福島第一原発事故後の被災地や、旧ソ連時代のカザフスタンで行われた核実験をテーマにした作品を上映する。(砂上麻子) 「福島だけでなく地球上で起きている核をめぐる動きにも関心を寄せてほしい」。実行委員会代表で、武蔵大社会学部メディア社会学科教授の永田浩三さんは呼び掛ける。 三月五日午後二時半、武蔵大正門前のギャラリー古藤(ふるとう)で上映するカザフスタン映画「スターリンへの贈り物」(二〇〇八年)は、一九四九年のカザフに強制移住させられたユダヤ人少年とカザフの老人の交流を背景にソ連初の地上核実験を描く。カザフは、国際社会で対応が割れた国連の核兵器禁止条約の批准国の一つ。日本語字幕を担当したロシア文学翻訳者の村山敦子さんは「
福島第一原発事故直後の二〇一一年五月に産声を上げた、原発問題を考える武蔵野市民らによる手作りイベント「フクシマを思う」が二十九日、三十回目の節目を迎える。実行委員会の中心メンバーで、元ラジオ局ディレクターの鎌内啓子さん(79)は「福島の方々へ寄り添い続けたいという気持ちや原発問題を風化させてはならないという人々の熱い思いに背中を押され、ここまでやってこられた」と振り返る。(花井勝規) 同日午後二時半、武蔵野公会堂パープルホール(武蔵野市吉祥寺南町一)で開演。第一部は、一四年に関西電力大飯原発の運転差し止め判決を出した元福井地裁裁判長の樋口英明さんが「私が原発を止めた理由」と題し、講演する。第二部では「生命を守り生活を維持するという人格権の根幹を具体的に侵害する恐れがある」などと樋口さんが書いた判決文を俳優の金子あいさんが朗読する。
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