エカテリーナ2世像、撤去へ 投票で賛成多数―ウクライナ 2022年11月07日07時04分 死刑執行人の頭巾と縄が取り付けられたロシア皇帝エカテリーナ2世の銅像=2日、ウクライナ南部オデッサ(AFP時事) 黒海に面するウクライナ南部の港湾都市オデッサで、ロシア皇帝エカテリーナ2世(1729~96年)の銅像の扱いを巡る「電子投票」が実施された。トゥルハノフ市長は5日、撤去に賛成が多数だったと発表した。 最後のレーニン像撤去 フィンランド ウクライナのゼレンスキー大統領も8月、撤去を提案しており、市議会が今回の電子投票の結果を受けて正式に決める見通し。 エカテリーナ2世は18世紀、露土戦争に勝利してこの地を占領、「黒海の真珠」と呼ばれるオデッサの礎を築いた。この時代の版図拡大は、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東・南部を「固有の領土」と呼ぶ根拠となっている。 ウクライナ侵攻後、反ロシア感情の