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ブックマーク / www.gqjapan.jp (4)

  • 侮るなかれ! いい意味で裏切られる知的で爽快な竜巻映画──『ツイスターズ』

    Melinda Sue Gordon/Universal Pictures,Warner Bros. Pictures & Amblin Entertainment アメリカで空前の竜巻旋風を起こしたひと足早くアメリカ国で公開された『ツイスターズ』は、誰も予想していなかった大ヒットスタートを切った。公開第1週、米国週末興行収入は8千万ドル超え。業界紙の事前予想は4千万ドル、多くても6千万ドルというところだったのだから、これは大きな驚きとともに受け止められた。 映画は複合的な要因が積み重なってヒットするものだから、ヒットの要因を即断するのは早計だろう。とはいえ、この作品が当たったこと自体はおおむね好意的にとらえられているようだ。というのもこれは後述するとおり、ディザスター映画の枠組みと、魅力的な登場人物たちの(青春)ドラマとが手堅くかみ合った、なかなか気持ちのいい映画なのだから。

    侮るなかれ! いい意味で裏切られる知的で爽快な竜巻映画──『ツイスターズ』
  • 映画『大いなる不在』は、国際的な高評価も頷ける、認知症×サスペンスの傑作だ!──森山未來主演で7月12日公開

    森山未來の抑えた演技が光る認知症×サスペンスの傑作!森山未來と藤竜也が共演したサスペンス映画『大いなる不在』が、7月12日に劇場公開を迎える。日公開に先んじて第48回トロント国際映画祭ワールドプレミアを飾り、第71回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀俳優賞を藤竜也が受賞(日人初)、第67回サンフランシスコ国際映画祭では最高賞グローバル・ビジョンアワードを受賞するなど、国際的に評価された一作だ。 幼少期に両親が離婚して以降、疎遠だった父・陽二(藤竜也)が、認知症で入院したと知らせを受けた息子・卓(森山未來)。入院中と聞いていた義母・直美(原日出子)に伝えようとするが、携帯電話は家に置き忘れられており、連絡が取れない。父は父で認知症により「外国の刑務所に収監されている」と信じきっており、話を聞きだすことは叶わない。それどころか「あの人は自殺した」と言い出す始末……。不安に駆られた卓は、

    映画『大いなる不在』は、国際的な高評価も頷ける、認知症×サスペンスの傑作だ!──森山未來主演で7月12日公開
  • 鈴木亮平が語る、役づくりと同性婚──当事者に納得してもらえるゲイムービーとは?

    -English follows Japanese- 「最初に台を読んだとき、僕がこの役をやるべきなのかどうかすごく悩みました」 映画『エゴイスト』について、鈴木亮平はそう述懐する。 同作は、エッセイストの高山真(たかやま まこと)による自伝的小説を原作にしている。鈴木が演じたのは、高山自身が投影されているであろう主人公の浩輔だ。浩輔は14歳のときに母を病で失い、ゲイである自分を押し隠して、田舎町で思春期を過ごしたのちに上京した青年。東京でファッション誌の編集者として開放的な毎日を送るなかで、パーソナルトレーナーの龍太(演・宮沢氷魚)と出会い、恋に落ちる。だがある日、2人の仲は突然断たれてしまう──。

    鈴木亮平が語る、役づくりと同性婚──当事者に納得してもらえるゲイムービーとは?
  • 日本共産党・山添拓さんに訊く。政治はLGBTQ+をめぐる状況をどう変えていけるのか?

    同性婚と憲法改正を絡めるのは、古い家族観に囚われた人の“為にする議論”──山添さんのことは、LGBTQ+関連のイベントや、デモなどで以前からよくお見かけしています。こうした問題に関心をもたれたきっかけは何ですか? 山添拓:2016年、東京レインボープライドに初めて行ったんですよ。ちょうど参院選への出馬を決めた頃のことで、周囲からも性的マイノリティの問題について知っておくべきだから、と勧められたのがきっかけです。それで、行ってみたらすごく楽しかった。心の壁を感じない、フラットな空間だなと思いました。パレードをしていても、渋谷の街の空気がとてもあたたかくて。 ──沿道から声援が聞こえたり、手を振ってくれる人もいますしね。 山添:私たち日共産党もデモやパレードをしますけど、それと比べると周囲の反応があたたかいな、と(笑)。盛り上がりというか、その熱量に感動しましたね。 ──山添さんは弁護士でも

    日本共産党・山添拓さんに訊く。政治はLGBTQ+をめぐる状況をどう変えていけるのか?
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