ベトナム北部ホアビンの病院の集中治療室で人工透析を受けている患者を見守る患者の親族ら(右の2人、2017年5月29日撮影)。(c)AFP/Vietnam News Agency 〔AFPBB News〕 東京都福生市の公立病院で、腎臓病の透析治療を受けていた患者(女性、享年44)が、人工透析治療の「停止」を医師に提案されこれを了承、数日後に死亡していたことが毎日新聞の取材によって明らかになり、多くの論議を呼んでいます。 当該の病院には東京都福祉保健局の立入検査が行われ、別に日本透析医学会の調査も入りました。 委員会メンバーで医師の秋野公造参議院議員は「医師が延命治療を中止し、患者が死亡した場合、殺人や自殺に関与した罪に問われる可能性がある」と指摘し、法的な整理が必要との考えを示してもいます。 日本では透析治療の停止は、病状の終末期のみ認められるガイドラインが透析医学会により採用されています