8月6日、米国3大テレビ局のひとつであるCBSは看板番組「イブニング・ニュース」で、民主党がZ世代へのアピールのためにインフルエンサーを本格的に起用し始めたと報じた。若者の支持拡大を狙ったSNS戦略が今回の大統領選にどう影響するのか、注目を集めている。 今年2月、再選を目指していたバイデン大統領は、政策の争点ともなっている中絶の権利についての情報を発信しているインフルエンサーなど数十人をホワイトハウスに招待した。TikTokで美容のヒントを発信し、50万人の登録者数をもつ23歳のインフルエンサー、アワ・サンネも招待されたうちのひとりだ。 彼女は、ホワイトハウスでのレセプションの模様や人工妊娠中絶の権利について説明する動画を投稿。特にホワイトハウスのトイレで休憩している動画は、110万回以上視聴され、多くの若者の注目を集めた。こうした投稿を踏まえ、民主党が若者票を集めるためにインフルエンサー