秋の登山・キャンプシーズンを前に、「たき火は指定された場所以外で絶対にしないでください」と呼びかけるツイートが注目を集めています。たき火には山火事の恐れがあるのはもちろん、木を枯らす土壌伝染病「つちくらげ病」をもたらす可能性もあるというのです。 参考:やまなし林業普及通信/日本緑化センター 心ない人による、林地のたき火跡。その熱がきっかけで、針葉樹に害をなすツチクラゲが発芽している 話題のきっかけは、登山道の中腹で、禁止区域でのたき火跡を発見した渋谷卓人(@kinoko_bonsai)さん。特に林地では勝手なたき火をしないでほしいと注意するとともに、そこに生えた「ツチクラゲ」の写真を投稿しました。見た目は動物のふんのようですが、これこそ、つちくらげ病の原因となるキノコの一種なのです。 ツチクラゲは夏から秋にかけて発生。常温では穏やかですが、山火事やたき火で地面が長時間あたためられると、胞子