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アンモニアに関するobata9のブックマーク (4)

  • 排ガス中のアンモニアを資源に変える古来の顔料

    カーボンニュートラル、マイクロプラスチックに続く環境課題として注目を集めつつある窒素廃棄物排出の管理(窒素管理)、その解決を目指す窒素循環技術の開発を概説しています。今回は筆者がその開発に携わっている気相アンモニア吸着材と、その吸着材を活用したアンモニア資源化技術を紹介します。 大気中に放出されるNH3の課題 排ガスなどに含まれ、大気中に排出されるアンモニア(NH3)の問題については、連載第4回でご紹介しましたが、簡単に振り返ります[参考文献1]。NH3は窒素酸化物(NOx)に続いて排出量が大きい物質です。 NOxは規制の効果もあり、年々その排出量は減少している一方、NH3は顕著な現象がみられていません。海外でも、欧州連合(EU)では2016年に国家排出削減公約指令を発行し、NH3排出量の低減を進めています[参考文献2]。 大気中に放出されるNH3は、PM2.5の主要因であるとともに、悪

    排ガス中のアンモニアを資源に変える古来の顔料
  • 排ガス中の窒素酸化物は除去/無害化から資源化へ、アンモニアに生まれ変わる

    排ガス中の窒素酸化物は除去/無害化から資源化へ、アンモニアに生まれ変わる:有害な廃棄物を資源に変える窒素循環技術(8)(1/2 ページ) カーボンニュートラル、マイクロプラスチックに続く環境課題として注目を集めつつある窒素廃棄物排出の管理(窒素管理)、その解決を目指す窒素循環技術の開発について紹介します。今回は排ガスに含まれる窒素酸化物の資源化技術についてご紹介します。 はじめに 今回取り上げるNOx(窒素酸化物)は排ガス中に含まれる環境汚染物質の1つです。そのNOxを資源化するための研究開発が盛んに行われています。今回はその研究開発の一端をご紹介します。 排ガス中NOxの問題と発生源 NOxは内燃機関をはじめとする燃料などの燃焼によって主に発生し、排ガスに含まれる形で大気中に排出されてます。NOxは呼吸器への悪影響や光化学スモッグ/酸性雨の原因となることなどの問題が指摘されています[参考

    排ガス中の窒素酸化物は除去/無害化から資源化へ、アンモニアに生まれ変わる
  • 戦艦“三笠”、時を超えて洋上グリーンアンモニアで“地球防衛”へ発進

    グリーン水素の洋上生産はドイツRWEなどが計画を発表済みだが、着床式風力発電ベース。浮体式風力発電ベースでしかもグリーンアンモニアの洋上生産計画は世界初といえる。 浮体上にアンモニア生産コンビナート このGAPSは、コンクリートベースの浮体式洋上風力プラントを海上に浮かべ、その上で海水の真水化、水電解による水素の生産、そして新技術によるNH3の合成や貯蔵までを行うシステムである。加えて、NH3の海上輸送や陸上でのNH3の運搬や水素ステーションでのNH3から水素への改質装置まで一気通貫で行う計画だ。建造するのはこれからだが、GAPS第1号の名前は「MIKASA」で、規模は10MW級。NH3は年産約1700tになるという。脱炭素は今後の地球の運命を左右する“戦い”であるとして、かつての戦艦三笠にちなんだ名前にしたという。 やや詳しく説明すると、このシステムは、陸上の設備も含めて大きく8種類に分

    戦艦“三笠”、時を超えて洋上グリーンアンモニアで“地球防衛”へ発進
  • 「世界一の技術が日本にある」太陽光や洋上風力より期待が大きい"あるエネルギー源" 火力発電の技術も活用できる

    「2030年はゴールではなく、2050年のカーボンニュートラルに向けた大きなマイルストーンの一つ目なので、そこに向けた施策をきちんと行っていくことが大事です。この1、2年が勝負だと思います」と、再エネ会社レノバの木南陽介社長は指摘する。 太陽光発電のカギは規制緩和と送電網改革 カギを握るのが、規制緩和だ。まず、太陽光でいえば、従来の2030年目標では64ギガワット程度(全体の7%程度)を目指していたが、46%削減という新たな目標下では、これを100ギガ以上まで一気に増やしていくことになる。これを実現するための一つの道が、これまで活用できなかった「荒廃農地(現在耕作が行われていない農地)」を太陽光発電に用いるための規制緩和であり、これが実現すれば、「数十ギガのポテンシャルはある」と木南は話す。 もう一つ、送電網の改革のカギを握る「ノンファーム接続」と言われるものがある。電気はいくら発電をして

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