AIを用いたスマート翻訳機を開発する「Timekettle(時空壺)」が、シリーズAで「国家中小企業発展基金(China SME Development Fund)」から数千万元(数億円)を調達したことがわかった。 Timekettleの最新製品であるイヤホン型翻訳機「WT2 Edge」を装着すると、同時通訳機能により異なる言語を話す人同士でも自然に途切れることなく対話ができるという。 2016年に設立されたTimekettleは、主にスマートデバイスとAI技術をかけ合わせた翻訳機を開発している。AIを用いたスマート翻訳機はすでに数多く存在し、スマートフォンに搭載するアプリのほか、音声AI業界大手「iFLYTEK(科大訊飛)」が次々と翻訳機の新製品を発表している。中でもイヤホン型の翻訳機は、各メーカーがより優れた使用体験を追求して試行錯誤を重ねている。 iFLYTEKは2017年にTWS(