戦火逃れた難民、人身売買の危機に 国境で連れ去りも―ウクライナ：時事ドットコム戦火逃れた難民、人身売買の危機に 国境で連れ去りも―ウクライナ 2022年03月28日07時09分 モルドバ北部ラルガにある対ウクライナ国境検問所＝２２日 ロシア軍の攻撃を受けるウクライナを逃れて命からがら隣国へと渡る難民たちが、国境などで人身売買の標的にされる「新たな危機」に直面している。難民の大多数は女性や子供で、身寄りや付き添いもない場合が多く、犯罪組織に狙われやすい。国連機関は、越境時の難民保護の強化を各国に呼び掛けている。 ロシア、子供２３００人超連行か 人権侵害の懸念強まる―ウクライナ侵攻 ウクライナ国境警備隊は今月半ば、西部チェルニウツィの検問所で、ルーマニア側に赤ちゃんを連れ出そうとした中国人の男２人を拘束したと発表した。男たちは必要書類を所持せず、赤ちゃんの出自も答えられなかったといい、戦争の混乱に乗じた連れ去りの疑いが持たれている。 ポーランドでも同様の事例が報告される
