鳥取県水産試験場は21日、胴体から足(腕)が1本生えたスルメイカが見つかったと発表した。同試験場の藤岡秀文研究員は「イカの足は10本だが、過去の例を踏まえると、今回発見されたのは11本目の足ではないか」と話した。 イカは通常、胴体の下にある頭から足が生えているが、1本だけ胴体から生えていた。境漁港で水揚げされ、17日、米子市の飲食店の従業員が調理準備中に発見し、店主から試験場に連絡があった。 同様の個体は国内の論文では過去4例しか報告されていない。胴体は長さ20.9センチで、足の長さは4.9センチ。店で既にさばかれ、胴体だけが残っている。店主は「約40年間スルメイカを調理して初めて見た」と話している。現在は冷凍保存され、今後は県立博物館で保管する予定。
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