eSIMを超える「iSIM」に取り組むソラコム、あらゆるネットワークから接続可能に:製造業IoT(1/2 ページ) ソラコムは、オンラインで開催中の年次ユーザーイベント「Discovery 2021 ONLINE」の基調講演において、新サービスとなる「SORACOM Arc」や、SIMカードの機能をセルラーSoC内に集積する「iSIM」など、同社の最新の取り組みについて紹介した。
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2017年7月3日にNTTコミュニケーションズが発表した「100円SIM」(IoTデバイス当たりの通信量が1MB以内なら月額料金100円というモバイル通信サービス)について、ソラコム社長の玉川憲氏に聞くと、「市場が広がるのでありがたい。協業できる可能性もある」と答えた。これが象徴しているように、ソラコムのビジネスは、少しずつ次の段階に入ろうとしている。 ソラコムは2015年9月にデビューしたとき、「IoTのための格安SIM」を前面に押し出して注目を集めた。その流れでいえば、100円SIMを同社と完全に競合する存在として捉える人がいてもおかしくない。だが、2つの点で100円SIMはソラコムの脅威とはならない。 まず、料金については、同社は2017年5月にグローバル向けSIMで、月額基本料金0.4ドル、データ通信料金0.5 ドル/MBの、「Low Data Volume」という新料金プランを提
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