日本マクドナルドホールディングスとNTTドコモは2月25日、非接触ICチップを搭載した携帯電話端末「おサイフケータイ」を使った販売促進活動を企画、運営する合弁会社を設立すると発表した。日本マクドナルドHDは携帯電話を活用したマーケティング活動を強化し、顧客の囲い込みを図る。 新会社の設立は7月を予定しており、日本マクドナルドHDが70%、NTTドコモが30%を出資する。資本金は3億円の予定だ。新会社の社名や経営陣の詳細については未定となっている。 日本マクドナルドHDはおサイフケータイを店舗で利用できるようにすることで、顧客の利便性を高めるとともに、行動履歴を把握してマーケティング活動につなげることを狙う。 「売り上げは客数と顧客単価で決まるが、顧客単価の上昇は限度がある。客数を増やすために、新規顧客獲得率と1人あたりの来店頻度をいかに上げるかが業績向上における命題だ」と日本マクドナルドH