電通はヤッパ(東京都渋谷区)と提携し、電子雑誌事業「MAGASTORE(マガストア)」を今夏より開始する。スマートフォン(多機能携帯電話)や携帯電話端末、パソコン、ゲーム機など様々な機器で利用できる電子雑誌事業を展開する計画である。 米アップルのiPhone(アイフォーン)向けのサービスから開始し、2009年内に主要携帯電話キャリアとパソコンにも対応する。サービス開始時には、朝日新聞出版の「AERA」、扶桑社の「週刊SPA!」と「SUMAI no SEKKEI」、ダイヤモンド社の「週刊ダイヤモンド」など、20社以上の出版社から約30誌の販売が決定しているという。 出版社のリスクを抑える MAGASTOREは、(1)出版社がコンテンツ提供する際の負担が少ない、(2)提供コンテンツを雑誌に特化、(3)異なる機器で同一のコンテンツ利用が可能な「超流通」モデルを採用、(4)広告配信ビジネスを視野に