多品種少量生産に向く「セル」。生産期間が短く、段取り替えが頻繁に起こる現場だ。ここに欠かせないのが高い投資対効果を期待でき、素早く適切なはんだ付を実行する手段である。 ジャパンユニックスは、卓上はんだ付ロボットの新製品「DFシリーズ」を製品化、2016年9月から出荷を開始する(図1)。 「製品のライフサイクルが短くなり、多品種少量生産がますます要求される中、高密度化やチップの小型化など製品自体は高度化している。このような矛盾するニーズに対応し、リーンな生産ラインを作るには、専用機ではなく、汎用の卓上はんだ付ロボットを導入した方が有利だと考える」(ジャパンユニックス)。 同社は約20年間で累計3000台の卓上はんだ付ロボットを出荷している。高い実装品質を要求される3つの市場の顧客に向けた。車載系の電子部品やスマートフォンなどのコンシューマ用電子部品の実装、EMSだ。性能を高めつつ、「価格は前
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