三菱重工工作機械は2019年5月16日、海外市場に向けて金属3Dプリンタの展開を開始することを発表した。2019年5月20~23日に米国デトロイトで開催される先端立体造形技術の見本市「RAPID+TCT2019」で、金属3Dプリンタ「LAMDA」に加え、新たに開発した「モニタリングフィードバック機能」や「ローカルシールド機能」などの技術を紹介する。これらの関連技術は「実用レベルで実装されたのは世界で初めて」(同社)だとしている。 グローバル展開のカギを握る金属3Dプリンタ 三菱重工工作機械では、グローバルの売上高拡大や新たな産業機械領域の拡大を進める方針を示しているが、その原動力として重要視しているのが金属3Dプリンタである。三菱重工工作機械 代表取締役社長 CEO 岩崎啓一郎氏は「グローバル化とデジタルイノベーションにより新規事業領域を拡大する方向性を打ち出しているが、その成長の中心とな
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