韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が昨年の12月30日に続き、1月20日に3省庁の内閣改造を断行した。 去年12月の内閣改造で最も話題になったのが秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の交代だとすれば、今回の内閣改造で注目されたのは断然、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(外相)の交代だろう。 「五京和」と称され長期在任が確実視されていたが 「新たに外交部長官に任命された鄭義溶(チョン・ウィヨン)氏より、交代させられた康京和長官にマスコミの関心が集中しているが、それは外交部長官が変わっても文在寅政権の外交スタンスが変化するなどとは期待されていないからだ。康長官は政権発足当時に任命された長官の中でこれまで生き残った唯一の人物で、『五京和』(康京和長官は文政権の5年間、長官職を維持するだろうという意味)というニックネームがつけられたほどだ。ただし、内閣改造の度に交代メンバーに名前が挙がるほど、長官と