広がる「国東時間」 より良い働き方模索 [2013年08月09日 10:12] メールで記事を紹介する 印刷する 休みはメニュー開発などに活用するという国東食彩ZECCO=国東市国東町 自己研さんやリフレッシュに使える休日を増やし、仕事の質を高めよう―。国東市安岐町の設計・製造販売、アキ工作社(松岡勇樹社長)が実践する週休3日の変形労働時間制「国東時間」。趣旨に賛同し、市内の社会福祉法人と飲食業の2事業所が9月1日から、休日を増やす試験的な勤務制を導入する。「より良い働き方」を模索する動きが、市内で少しずつ広がりを見せている。 新たに導入するのは、安岐町の特別養護老人ホーム「鈴鳴荘」(高橋とし子施設長)と、国東町の創作ダイニング「国東食彩ZECCO」(中園彰三オーナーシェフ)。いずれも業態に合わせてアレンジを加えた上で、従業員らの一部を対象に数カ月間の効果を検証する。 鈴鳴荘はローテ