“がむしゃら”に会社のために働くことが正解だった高度経済成長期。その時代を脱し、低成長・グローバル化が進む今は、その働き方がふさわしいものではないと多くの人が認識し始めている。しかし、それでもなかなか日本企業、日本人の働き方は変わっていない。一体何か、日本人の働き方革命を阻害し、日本企業の成長を止めているのか。世界的にみて「ここがヘンだよ」と思われる日本人の働き方を明らかにすると同時に、新しい時代の働き方への処方箋を提示する。 最終回 「仕事と家庭」は両立させるほどストレスが減る!?ワーキングマザーに学ぶべきこれからの働き方 高橋俊介 これまで日本人の働き方がいかに特殊かを書いてきましたが、もう1つ特徴的な価値観があります。それは「専念」を良しとすること。それを表すおかし… 2013.12.25 第3回 日本ではなぜ、「孝」より「忠」が上なのか?「天職」志向のヨーロッパ人と「組織」志向の日