メモリカードの容量が現在ほど大容量でなかった頃、複数のメモリカードを持ち歩くのはごく一般的だった。メモリ容量が一杯になるたび、新しいカードに取り替えて使うというわけである。 昨今はメモリカードの大容量化が進んだことでこうしたケースは減ったが、それでも予備のメモリカードを持ち歩くというニーズがなくなったわけではない。また、miniSDやmicroSDのように、PCで読み取る際にSDカードアダプタを装着しなくてはいけないタイプのカードが増えたことで、カードアダプタを持ち歩く機会も増加している。 しかしこうしたカード類はサイズが小さいため、バッグの中に放り込んでおくとなにかと紛失しやすい。また一方で、ノートPCにリーダー/ライターのスロットがなかったり、あってもSDHC規格に対応していないといった問題もある。 こうした問題を一挙に解決してくれるのが、エレコムの「MR-C12シリーズ」だ。この製品