ロシアが欧州最大のウクライナ原子力発電所を砲撃 ウクライナ情勢を睨んで不安定な動きを続けてきた金融市場は、3月4日には混迷の度を一層強めることとなった。ロシア軍が南部エネルホダルにある欧州最大の原子力発電所を砲撃し火災が起きた、との報道が飛び出したためだ。 ウクライナのドミトロ・クレバ外相は4日未明(現地時間)に、ロシア軍が南部エネルホダルにある欧州最大の原子力発電所を砲撃していると述べた。また同氏はツイッターへの投稿で、「火災はすでに発生している。もし爆発したら、チョルノブイリの10倍の規模になる」と述べ、ロシア軍に即時攻撃停止を呼びかけた。 国際原子力機関(IAEA)はツイッターで、ウクライナの規制当局から放射線量に変化があったとの報告はなかったとしている。またAP通信によると、エネルホダルにある原発の広報担当者はウクライナのテレビ局に対して、ロシアの砲撃により、現在稼働していない施設
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