14日午後4時15分ごろ、出発準備中の成田発バンコク行き日本航空707便ボーイング787型機から白煙が上がっているのを整備士が見つけた。操縦室の計器にメーンバッテリーの不具合を示す表示が確認された。搭乗前だったため、乗員、乗客にけがはなかった。日航はバッテリーのトラブルの可能性があるとみて、今後、原因を詳しく調べる。国土交通省は日航とともに本格的な原因調査を始めた。日航は15日未明、トラブルの
11月30日午前、日本航空の運航業務システムでトラブルが発生。羽田空港の国内線と成田空港の国際線、計30便が最大で49分遅延し約4500人の足に影響が出た。トラブルを起こしたのは、運航業務システム「JALFOS」のうち航空機の重心を計算する機能。旅客や貨物の状況によって異なる重心を算出し、離陸時などの参考データにする。 システムは30日午前8時35分にダウンし、復旧までの2時間は担当者が手作業で計算した。さらに通常ジャンボ機であれば無線で計算後のデータを送信しているが、これも不能に。係員が広い空港内を駆け回り、データを手渡しすることになったため出発便が遅延した。 原因は26日に実施した同システムの更新で作り込まれた。具体的には、より詳しい情報が得られるよう、新たなデータを追加で扱うように機能を拡張。30日になってデータの処理に予想以上の負荷がかかりダウンした。「システムの領域を拡張すること
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