総菜製造にかかわる展示会「SOUZAI JAPAN」(2018年9月26日~28日、東京ビッグサイト)のセミナーで「食料品製造業の労働安全対策」と題して厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 安全課の松下高志氏が講演した。 総菜製造にかかわる展示会「SOUZAI JAPAN」(2018年9月26日~28日、東京ビッグサイト)のセミナーで「食料品製造業の労働安全対策」と題して厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 安全課の松下高志氏が講演した。 食料品製造業における労働災害は、製造業全体の労働災害の約3割を占め、最も多くなっている。2017年の休業4日以上の死傷災害は製造業全体が2万6674人で、その中で食料品製造業7963人を占めた。また、食品加工用機械による災害も多発しており、これらの現状と対策を紹介した。 製造業における労働災害は増加傾向 日本における全産業の労働災害発生の状況をみると、死亡者