前回はスイッチ(SW)の内部構造の概略とSWに適用される安全規格について説明しました。今回はSWに要求される特性のうち、接点に要求される特性について説明します。 SW選定時に考慮する特性事項 前回説明した安全規格は必要ならもちろん満たさなければなりません。また、SWは機械的な動作をする部品ですので、表1に示すように機械的な寿命も要求事項に含まれます。 表1:SWに要求される諸項目 項目 項目、その他 電気的特性
総菜製造にかかわる展示会「SOUZAI JAPAN」(2018年9月26日~28日、東京ビッグサイト)のセミナーで「食料品製造業の労働安全対策」と題して厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 安全課の松下高志氏が講演した。 総菜製造にかかわる展示会「SOUZAI JAPAN」(2018年9月26日~28日、東京ビッグサイト)のセミナーで「食料品製造業の労働安全対策」と題して厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 安全課の松下高志氏が講演した。 食料品製造業における労働災害は、製造業全体の労働災害の約3割を占め、最も多くなっている。2017年の休業4日以上の死傷災害は製造業全体が2万6674人で、その中で食料品製造業7963人を占めた。また、食品加工用機械による災害も多発しており、これらの現状と対策を紹介した。 製造業における労働災害は増加傾向 日本における全産業の労働災害発生の状況をみると、死亡者
インドと聞いてまず思い浮かべるのは、「13億もの人口を抱える巨大な国」というイメージかもしれない。日本に帰ってくると、「インドの人って、どんな人たちなの?」とよく聞かれる。日本の印象からすれば、ターバンして、毎日カレーを食べて、いろんな言葉があって、とにかく神様がたくさんいる。まだそんな印象が強いかもしれない。 世に溢れるインド本の多くはバックパッカーがどれだけ大変な思いをして旅してきたかを語るようなものが多く、お腹を壊し、インドの人たちの時間感覚の無さや押しの強さに呆れ、果てはインド人に騙されたとか、インド人と騙し合いをしたというような武勇伝があちこちに落ちている。 でも、こういったインド人は実はごく一部でしかないというのも事実だ。 実際に私が会っているインドの人たちの中でも日本人がイメージするような押しの強い人やおしゃべりな人たちもいれば、気の弱い人たちもいる。アクの強いインドの人もい
ユニクロなどを展開するファーストリテイリングとダイフクは2018年10月9日、戦略的グローバルパートナーシップを結んだことを発表した。全自動倉庫を含む物流の抜本的効率化に共同で取り組む。前編ではファーストリテイリンググループの物流改革の取り組みについて紹介したが、後編では、都内の「UNIQLO CITY TOKYO」内に実現した“ほぼ”全自動倉庫の全容について紹介する。 ≫前編はこちら Eコマース向け倉庫で“ほぼ全自動化”を推進 前編ではファーストリテイリングの物流改革の取り組みと、その一環として取り組む倉庫の全自動化に向けて、グローバルでダイフクと取り組むようになったきっかけについて紹介した。そのダイフクと協業で取り組む全自動化倉庫の最初の成果となったのが、都内にある「UNIQLO CITY TOKYO」内のEコマース向け倉庫である。 ダイフクは自動車産業など中心に生産ラインや倉庫の自動
2018年3月に、「ArmのAI戦略、見え始めたシナリオ」という記事を書かせていただいたが、この時には内部構造が一切明らかにされなかったArm MLプロセッサの詳細が、この8月に開催された「Hot Chips 30」でArmのIan Bratt氏(Distinguished Engineer and Director of Technology, ML)によって説明された。そこで、この中身をご紹介したいと思う。 Mobile SoCのアクセラレータ的に利用 Arm MLプロセッサの基本的な特徴が図1である。 ポイントとなるのは多分、最後の"First design targers mobile"である。つまりArmはMLプロセッサを単体のIP(Intellectual Property)として提供するというよりは、Mobile SoCのアクセラレータ的に利用することを念頭に置いているという
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く