ネットワーク機器を製造販売するアライドテレシスは2019年4月11日、無線LANアクセスポイント同士を無線接続することで容易に無線LAN環境を拡張できる「AWC-SC(Autonomous Wave Control Smart Connect)」を開発したと発表した。同技術ではシングルチャンネルで高密度にアクセスポイントを設置でき、高品位な無線ネットワーク環境の構築と接続デバイスの稼働位置の測位を実現する。 京都大学との共同研究で生まれた独自の電波調整技術「AWC」 家庭やオフィス内のワイヤレス化、工場における機器データの遠隔取得など、無線LANは多くのシーンで活用されている。安定かつ高速な無線LAN環境の容易な構築を実現するため、各ネットワーク機器ベンダーは独自の技術開発でしのぎを削る。アライドテレシスもその1社だ。 同日に開催されたアライドテレシス戦略発表会で、同社 上級執行役員 マー
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