従業員5人の段ボール工場で電子商取引(EC)事業をゼロから始め、受発注プラットフォームを構築したダンボールワン(金沢市)。全国の中小工場をネットワーク化するビジネスモデルで、梱包材EC事業を急拡大している。「6年で売り上げを10倍に」──。こう聞くと、まず頭に浮かぶのは今はやりのIT(情報技術)系ソフトウエアサービスかもしれないが、さにあらず。売っているのは段ボールだ。特殊な素材を使っているわ
職あれば食あり 人は食べるために働くのか、それとも、働くから食べなければならなくなるのか。そんな素朴な疑問を解き明かすべく、さまざまな職業に従事する人々のランチと人生を追いかける。「職」と「食」の切っても切れない関係を解きほぐす、お仕事紹介ルポ。 バックナンバー一覧 浅草から「東武スカイツリーライン」に乗って鐘ヶ淵駅で下りる。目指す会社はそこから歩いて数分の住宅街の一角にある。パートタイマーを含め、従業員二十数人の中小企業だ。 「飲料水のキャップ、ルーズリーフ用の特殊バインダー、衣類用のハンガー、卓上漬物器、それと、あれもうちで作っている製品です」 昨今は、お墓参りで使う手桶や花立てもプラスチック。プラモデルなどの玩具にもよく使われるため、まさに「ゆりかごから墓場まで」我々の生活に欠かせない素材である。 案内いただいたのは犬飼功一さん、41歳。プラスチック製品の金型作りから組み立てまで一貫
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