屋根からの熱電併給で、家に太陽光エネルギーを最大限取り込む 建材や太陽電池セルの製造販売を手掛けるエフウエイブは、「スマートエネルギーWeek 2018」(2018年2月28日~3月2日、東京ビッグサイト)で、フィルム型太陽電池を一体化した屋根材や、これらの建材を利用した熱電併給システムを参考展示した。 同社が開発する樹脂屋根材は、新素材の難燃性高分子合成樹脂を採用し、従来の陶器平板瓦と比較して75%以上の重量を削減しつつも、強じんかつ柔軟であることが特長。同社ブースでは人が屋根材上に乗ることができるデモを用意し、屋根材に傷がつかない高耐久性を訴求していた。 また、一般的な建材で用いられる樹脂素材と比較して、防水性や紫外線による色あせ・割れの発生を防ぐ対候性を兼ねそろえるとともに、樹脂素材が持つ柔軟性の高さを生かして複雑な形状の屋根にも対応できる高い施工性、デザイン性を確保したという。