【グラスゴー(英北部)=塙和也、竹内康雄】第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)は13日、成果文書「グラスゴー気候合意」を採択して閉幕した。最大の焦点だった石炭火力発電の利用について、当初の文書案の「段階的な廃止」から「段階的な削減」へ表現を弱めた。産業革命前からの気温上昇は1.5度以内に抑える努力を追求すると明記した。COP26は10月31日に開幕し、会期は11月12日までの
日米が環境サミットで狙う「勢力地図」逆転の秘策 いま環境問題が大きな話題、というよりもむしろ、深刻な問題となっている。 環境問題が深刻になっている背景の一つに『京都議定書』がある。 京都議定書に隠されたトリック 1997年、地球温暖化防止京都会議(COP3)で京都議定書が採択され、先進国での温室効果ガス(CO2など6つのガス)削減目標が決められた。 2008年から2012年までの間に、1990年の水準から、ヨーロッパは8パーセント、アメリカは7パーセント、日本は6パーセントそれぞれ減らすと決めた。しかし現在の段階で、日本は2012年までに6パーセント減らせないということが確定的になってきている。 日本は90年に比べるとCO2の排出量が8パーセント増えており、90年を基準として、そこから6パーセントの削減を達成するためには14パーセント減らさなければならないのだ。これまで増え続け
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