エネルギー源の一つとして日常生活の維持には欠かせない原油。日本はどこから輸入しているのか、その実情を経済産業省の公開資料「石油統計」から確認する。 経済産業省では毎月1回月次分、毎年1回年次分の、日本における原油の輸入元、原油を用いてどのような二次商品を作ったか(ガソリンやナフサ、アスファルトなど)を石油統計として公開している。記事執筆時点では年次ベースのものは2021年のものが最新値なので、これを用いてグラフを作成し実情を確認する。 石油統計では具体的な輸入量も確認できるので、まずは輸入元別の輸入量を棒グラフ化する。 ↑ 日本の原油輸入元(石油統計、万kl)(2021年) ↑ 日本の原油輸入元(石油統計、前年比、万kl)(2021年) 最大の輸入元はサウジアラビアで、2021年の1年間だけで日本は5633万キロリットルもの原油を輸入している。日本の国産原油産出量は年間で50万キロリットル
![日本の原油輸入、中東依存率は実に92.7% 経済産業省の公開資料で原油輸入元を検証(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/54dfe1dbe8b6ce38b3bb09585360486348f342e5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Ffuwaraizo%2F00304974%2Ftitle-1657415644982.jpeg%3Fpri%3Dl%26w%3D800%26h%3D450%26order%3Dc2r%26cx%3D0%26cy%3D0%26cw%3D1920%26ch%3D1080%26exp%3D10800)