97%の離脱者はどこに行ったのか 就職率約3%……この数字は、2010年度から18年度にかけて、暴力団離脱者のうち就職できた人の割合です。暴力団排除条例(以下、暴排条例)が全国で施行された2011年度からの2年間は、1%未満でしたから、若干、改善しつつありますが、依然として低い数字であることは否めません。 2010年度 暴力団離脱者 630人 就職者7人 2011年度 暴力団離脱者 690人 就職者3人 2012年度 暴力団離脱者 600人 就職者5人 2013年度 暴力団離脱者 520人 就職者9人 2014年度 暴力団離脱者 490人 就職者21人 2015年度 暴力団離脱者 600人 就職者18人 2016年度 暴力団離脱者 640人 就職者27人 2017年度 暴力団離脱者 640人 就職者37人 2018年度 暴力団離脱者 643人 就職者38人 以上の通り、暴排条例が施行されて