青森県はASPを利用した電子申請サービスの運用を2007年11月1日から開始した(発表資料はこちら。電子申請のサイトはこちら)。現在、電子申請ができるのは、行政文書の開示請求、浄化槽設置届、自動車税の住所変更の届出など20数種類(うち電子認証が必要な手続きは4種類)。2010年までに135手続きをオンライン化予定だ。オンライン化対象手続は毎年度見直して、より効率的な運用を図る。 青森県が採用したASPサービスは、株式会社HARP(本社・札幌市、以下HARP社)が開発・運用している電子申請システム。同社は、北海道内の自治体が共同で構築・運営する「HARP(北海道電子自治体プラットフォーム)構想」を実現するために、北海道、北海道電力、北海道ガスなどが出資して設立された。同社の電子申請システムは、北海道電子自治体共同運営協議会の参加団体から委託を受けて開発されたもので、2006年4月より道内の市