柏崎刈羽原子力発電所、直撃レポート キャスター=生島 ヒロシ 氏 地震の爪あとにほとんど気づかないほどに復興…… 7月22日晴天。新潟の気温は34℃に上がるなか、僕は新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所を訪れました。まさに1年前、平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の直撃を受け、運転が止まったままの柏崎刈羽原子力発電所は今、どうなっているのでしょうか? 上越新幹線を降り、長岡駅から車で走ること40分、まず驚いたのはたった1年前に震度6強の地震で被災した町が、その爪あとにほとんど気づかないほどに復興を遂げていたこと。壊れた家もなければガタガタの道路もない。 車中からはそう見えたのですが、後に、所々に残された地震の爪あとを実際に目の当たりにして、いかにすごい地震だったかを痛感することに……。次第に増えてくる太い送電線の数。ここから関東に電気が流れていくのだなぁと眺めていると、サ