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機構と超音波溶着に関するobata9のブックマーク (1)

  • 超音波溶着の原理

    超音波溶着とは熱可塑性樹脂を微細な超音波振動と加圧力によって瞬時に溶融し、接合する加工技術です。 この接合方法は、成形品の溶着だけでなく、ボスのカシメやスポット溶着、フィルムや不織布のシール、金属のインサートなど幅広い分野において使用されています。 但し、超音波溶着が適用可能なプラスチックは熱可塑性樹脂(熱を加えると溶融する樹脂)に限られ、ウレタンやエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂には適用できません。 ここでは超音波溶着の原理について説明します。 超音波溶着機(超音波ウェルダー)は、電気エネルギーを機械的振動エネルギーに変換し、また同時に加圧をかけることにより2つの熱可塑性樹脂パーツの接合面に強力な摩擦熱を発生させ、樹脂を溶融し結合させます。 これを更に詳しく述べると、まず50/60Hzの電気的信号を発振器(ジェネレーター)によって20kHz(もしくは35kHz)の電気的信号に変換します。

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