製品に必要とされる安全品質の基準をいかに設定し、それをどうすれば確実に製品に作り込んでいけるのか。株式会社制御システム研究所 森本様※から、機能安全の国際基準であるIEC-61508とその製品設計への適用の勘所をわかり易く解説していただきます。 ※記事執筆時は、三菱重工業株式会社 原動機事業本部に在籍
あなたは、人に「機能安全」を正しく説明できるだろうか? 機能安全基本規格「IEC 61508」を基に機能安全の基礎とその概要について解説する はじめに 「機能安全規格」とは、安全な製品を開発するために有効と考えられる管理や手法適用を定めたもので、安全に関係する事項を極力網羅的に検討・考慮し、安全な製品の開発を促すために考えられた規格です。 機能安全規格は1990年代末に欧州を中心に策定され、2005年ごろから日本国内でも注目されはじめました。この機能安全規格は国際規格である「IEC 61508」をベースとしており、製品カテゴリごとに“専用の規格”が策定されています(製品カテゴリごとに内容は多少異なります)。本稿では、機能安全基本規格IEC 61508を基に『機能安全』の基礎について解説していきたいと思います。 なお、本稿は経済産業省 独立行政法人 中小企業基盤整備機構の戦略的基盤技術高度化
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く