金正恩(キム・ジョンウン)委員長の妹で、北朝鮮の事実上のナンバー2である金与正(キム・ヨジョン)党副部長が、また吠えた。今度は、日本に関することではなくて、「盟友」であるはずのロシアに関することだ。 5月17日、「『朝ロ武器取引説』は荒唐な憶測」と題した談話を発表したのだ。以下、全文を訳出する。 対ロ兵器輸出説は「荒唐無稽」 <すでに報道されているように、最近、わが国防工業部門で、新たな技術的変身を重ねながら、急速な発展を続けているところだ。 それに対しては、特に他の説明を付け加えることはないが、敵対勢力たちは、われわれが生産している武器体系が、「対ロシア輸出用」であるというおかしな説で世論を混乱させている。それに対して、一度きちんとしておきたいと思う。 われわれがいまや何度も表明しているように、過誤と虚構で編成された「朝ロ武器取引説」は、何の評価や解析がなされる価値もない最も荒唐な憶測だ
![金与正「ロシアへの兵器輸出」完全否定はプーチンに“使い捨て”された北朝鮮の恨み節 東アジア「深層取材ノート」(第235回) | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e21c8ae68a1eccbfdc7480cbb14ecd1c27bbc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2Fa%2F1200mw%2Fimg_ead32a4b892def8cc0f3061d355927b9148103.jpg)